バイクがパンクしたときにどう対処すればいいのか?
あなたがこの記事を読んでいるということは、現在進行形でパンクして困っているか、暇ということでしょう。
この記事は、自分のバイクがパンクした時の経験をもとに、パンクしてしまったときにどう対処すべきか?や参考になる情報を伝えるためのものです。
はじめに
なにより大事なのは、二次事故を防ぐことです。
パンクはやっかいなトラブルですが、トラックに突っ込まれるよりはだいたいの場合マシです。 突然のトラブルで不安や心細さがあると思いますが、まずは落ち着きましょう。案外なんとかなるものです。
場所は?
これを読んでいるということは、少なくともバイクを停めているということでしょう。 今いる場所は高速道路ですか?それとも一般道ですか?
高速道路の場合
すぐにガードレールの外側などの安全な場所に移動しましょう。
移動したら↓のページに目を通してみてください。
一般道の場合
今いる場所が、駐停車禁止なら、停車可なところまでバイクを移動しましょう。ハザードや尾灯を点灯しておきましょう。 この場合も、車道側に立たず歩道側にいるようにしましょう。
自走できる?
チューブレスタイヤでかつまだ空気が抜けきっていない場合、まず自走できる場合の対処法を検討しましょう。
タイヤの空気が抜けきってしまっている場合、無理に動かさずに自走できない場合の対処をしましょう。無理に動かすとタイヤどころかホイールまで痛めて、高くつくことになります!
自分のタイヤがチューブタイヤかチューブレスタイヤかわからない場合、自走できない場合の対処をしましょう。
自走できる場合
空気の抜けたタイヤは挙動が安定しないので、速度は控えめに。
穴を塞がない限り空気は漏れつづけるので、いずれは完全萎んでしまいます。その点に注意して、やばそうならすぐに停車しましょう。
バイクショップやオートバイ用品店に行く
近くに営業中のバイクショップやオートバイ用品店があれば、そこに行きましょう。
タイヤの修理を依頼できるし、修理キットが手に入れば自分で治すこともできる、かなり恵まれた状況です。慎重に向かいましょう。
ガソリンスタンドに行く
バイクショップや用品店が近くになくても、ガソリンスタンドはあるかも。
チューブレスタイヤの場合、基本的な修理方法は自動車と同じなので、店舗によっては修理してもらえたり、修理キットを売っている場合があります。チューブタイヤでも修理してもらえる場合もあるようです。ただし、すべての店舗が対応してくれる訳ではない点に注意が必要です。
もし修理ができなかったとしても、パンクの穴が小さければ空気を補充して、自走可能な距離を稼ぐことができます。
自走できない場合
自走できない場合、時間帯によって選べる選択肢が変わってきます。
日中の場合
ここでいう日中は、だいたい朝9時から夕方6時くらいを想定。
バイクショップやオートバイ用品店に連絡する
バイクショップやオートバイ用品店で車両を運んでくれるところもあります。ただし、営業時間終了1時間まえくらいになると、断られることもあるので注意です。
ショップまで移動して修理キットを手に入れる
近くのバイクショップ、オートバイ用品店、ガソリンスタンドまで歩きetc..で移動して、修理キットを購入すれば、自力で修理ができます。
夜中の場合
ここでいう夜中は、だいたい夜7時から早朝くらいを想定。
この時間帯は選べる選択肢が少ないです。
ロードサービスを使う
ロードサービスを使う場合、以下の情報が必要になると思います。予め確認しておきましょう。
- 場所(住所や目印になる建物など)
- 車両情報(故障箇所、車両番号やメーカー、車種、排気量)
- (保険のロードサービスの場合)契約情報
保険のロードサービス
任意保険にはだいたいロードサービスがついてます。
以下は、主な保険会社のロードサービスの案内ページへのリンクです。
- アクサダイレクト トラブル対応の流れ
- ソニー損保 お問合せ
- チューリッヒ保険 ロードサービスのご連絡
- 三井ダイレクト損保 安心のロードサービス
- 三井住友海上 ロードサービス
昼間であれば、車両をピックアップしたら指定したところに運んでくれます。
夜間の場合、開いているショップはないと思うので、レッカーサービスの事務所で一晩預かってもらうことになると思います。
保険以外のロードサービス
もし保険にロードサービスがない場合でも、使えるロードサービスがあります。
JAFもJBRも会員以外でもロードサービスを利用することができます。
一旦帰宅する
準備を整えてから改めて対処するという手も有ります。
特に、冬期の夜間は気温も下がるし、天候が悪いと体調へも影響します。それに疲れていると思考も鈍るのでよくありません。
駐車しても交通の邪魔にならない安全な場所にバイクを駐車して、あるならU字ロックなどの盗難対策をしておきましょう。
最後に
対処の方向性が決まったら、あとは淡々と進めるだけです。がんばってください!
無事帰還した方「こうした方がいい」とか、「こういう対処法もある」とかコメントいただけると助かります。