modal_soulの記録

バイクおじさんの日常とメンテナンス、そしてその記録

バイクおじさんの日常とメンテナンス

日焼けで変色した樹脂・プラスチックパーツの色を元に戻した

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デイトナのウィンカーが日焼けして、白っぽく変色してしまったので、DIYで元の黒に戻してみた。

樹脂パーツなんて細かいところ、いちいち気にしても意味がないと思うかい?

神は細部に宿る

神懸かり的にカッコいいデイトナ675の細部は、やはりかっこよくあるべきだと思うんですよ。


日焼けで変色してしまったパーツがこちら

これ、変色したといっても樹脂全体の色が変わってしまった訳ではなく、変色しているのは日光が当たったごく薄い表面だけだったりします。

こんなイメージ↓

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なので、変色した部分を削り落とすことで、地の色に戻すことができます。

※ 表面にコーティングがされていたり、シボ加工のような表面加工がされているパーツには向きません。作業は自己責任で!

変色した樹脂を削り落とす

サンドペーパーで変色した樹脂を薄く削り落とします。

荒い番手で磨くと削り過ぎたり傷になるので、はじめは#1000くらいがオススメ。素材の柔らかさによっては#1000でも削れすぎてしまうので、最初に目立たないところで試して番手を調節しましょう。

磨くときは、サンドペーパーを1方向に動かす。そして削り過ぎは禁物。削った分、薄く脆くなります。慎重に少しずつやりましょう

一般的なサンドペーパーよりも、プラモ用のスポンジシートが扱いやすいのでオススメ

多少割高にはなりますが、パフォーマンスは抜群!

ある程度面積のある凹凸のない平らな面であれば、サンドペーパーと当て木を使うと均一に効率よくできます

すると、こんな感じになります

傷消し

変色した樹脂は落としきったので、つぎは表面を均していきます。#1000でついた磨き傷を消すイメージで、力を入れすぎないように磨く

今回は#2000を使用。このときの番手も素材やパーツの状態を見て適宜選んでください。

仕上げ

さらに細かい磨き傷を消す。この辺りから艶が出てくるので、パーツの素材や質感によってはやり過ぎないほうがよいかも。どこまでやるかは個人の判断でどうぞ

私は#4000の研磨フィルムを使用

ホムセン箱のカスタムで余ったスポンジシートの上に研磨フィルムを敷いて、包丁を研ぐような感じで磨く

WAKI PEスポンジシート 5X300×300mm

WAKI PEスポンジシート 5X300×300mm

  • メディア: Tools & Hardware

フィルムで磨いた後、軽くクロスで拭きあげると、、

こんな感じ

表面保護

紫外線による樹脂の劣化予防と艶出しのためにクレポリメイトを付けて拭きあげます。樹脂のつや出し・保護剤はいろいろあるけど、このクレポリメイトが一押し。もう大学の時から10年以上使ってる。

これで作業は完了!

Before&After

どのくらい効果がでたか比較

  • 左:まだ磨いていないウィンカー
  • 右:磨き終わったウィンカー

良い


削るという作業の性質上、何回もできる方法ではないですが、パーツ交換するよりも安価で簡単な作業なので、オススメです

これでリセールバリューも上がるかもよ!