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バイクおじさんの日常とメンテナンス、そしてその記録

バイクおじさんの日常とメンテナンス

【準備編】デイトナ675のエンジンオイルとフィルター交換を自分でやってみた

これまでオイル交換はディーラーにお任せだったんですが、はじめて自分でやってみました。自分でやれたほうが楽しいし、維持費削減的な狙いもあったり。

準備

一般的なバイクのオイル交換に必要なものと、デイトナ675で必要でになったものがこちら。

消耗品類

エンジンオイル

オイル交換の主役、エンジンオイル。オーナーズマニュアルには↓のように記載されています

API SH(またはそれ以上)および、JASO MA仕様にかなった半合成または完全合成の10w/40もしくは15w/50モーターバイク用エンジンオイル

例えばMobil 1 Racing 4T

フィルター込みで交換の場合、必要なオイル量は3.2L。オイルのみの場合は3.0L必要になるらしい。

例えばのMobil 1 Racing 4T 15W-50Amazonだと¥9,903/Lなので、4L揃えると¥39,612。。。はい無理

今回はコスパを優先しCastrol POWER1 4T 10W-40を選びました。 4L缶で¥2,200。すばらしいコスパ

部分合成ですが、JASO MA仕様かつ、API規格もSLなので問題なし。高い良いオイルを使ってスパンが長くなるよりも、コスパのいいオイルをこまめに交換して劣化したオイルを使わないほうがいい、という方針で行きます!

サーキットを走ったり高回転域を常用することはないので、粘度は10W-40を選びました。

そういえば、この間ぼっちバイカーさんのブログで話題になっていたAZのエンジンオイルもなかなか良いらしいです。

https://www.botti-bk.com/entry/2017/04/20/120653www.botti-bk.com

こちらもJASO MA2かつ、API規格はSL、その上全合成。次はこっちを試してみようかな。

エンジンオイルの規格については、こちらのページが分かりやすかったです。

オイルフィルター

前回のオイル交換ではオイルのみ交換だったので、今回はフィルターも交換します。フィルターは、トライアンフ純正以外にも、汎用品も使えるようです。

今回は、ベスラ(Vesrah) のSF-4007 ¥905を選択。

他の選択肢だとK&N KN-204も使えるようです。こちらはフィルターの頭に17mmのナットが付いているので、フィルターレンチを使わずに取り付け・取り外しができるようです。

ドレンワッシャー

デイトナ675のドレンワッシャーのサイズはM14。いろいろ見て回って結局M14×外径20mm×厚さ2.0mmのものを選びました。

5枚入りで¥324

廃油処理箱

交換したオイルを廃棄するための箱。 3L強のオイルを交換するので、4.5Lのものを選択。

エーモン ポイパック(廃油処理箱) 4.5L

エーモン ポイパック(廃油処理箱) 4.5L

  • 発売日: 2012/05/09
  • メディア: Automotive

非消耗品類(工具類)

メンテナンススタンド

デイトナ675にはセンタースタンドが付いていないので、スイングアームで支えるタイプのメンテナンススタンドを用意しました。

バイクのスタンドといえばJ-TRIPなんかが有名どころですが、予算の都合でこちらのスタンドを購入。¥3,330なり。

パーツが分かれているタイプなので、耐荷重 約160kgと控えめ。継ぎ目のないもののほうが丈夫(耐荷重:約200kg)で値段もほとんど変わらないんですが、収納を考えると分割できて場所を取らないっていうのはポイント高いなーと思ったのでこれにしました。

トルクレンチ

個人でメンテナンスをするとき、トルク管理が心理的ハードルになりがちですよね?「こまけぇこたぁいいんだよ!!」で済ませられない小心者なので、トルクレンチは個人的にマストアイテム。

デイトナ675のオーナーズマニュアルを確認すると、締付トルクについても書かれています。

オイルフィルター 10Nm

オイルドレンプラグ 25Nm

スパークプラグ 12Nm

リアホイールスピンドル 110Nm

チェーンアジャスターロックナット 27Nm

今回扱うのは、オイルフィルターとオイルドレンプラグだけなので、10~25Nmの範囲で計測ができればOK。欲を言えば110Nmまで計測できれば、ほぼすべてのメンテナンスでのトルク管理ができそう。

なので、今回はTONE(トネ) ハンディデジトルク H3DT135を選びました。

測定範囲が10~135Nmと広い上に、値段も¥10,400とお安い部類。

本当はKTCのデジラチェが欲しかったのですが、予算オーバー。無念

ジョウゴ

オイルを注ぐときに使うやつ。

今回は、シリコン製で折り畳めるデイトナ(DAYTONA) コンパクトシリコンジョウゴを選びました。

デイトナ コンパクトシリコンジョウゴ 79018

デイトナ コンパクトシリコンジョウゴ 79018

  • 発売日: 2013/09/30
  • メディア: Automotive

紙製の使い捨てタイプも良さそうだったんですが、長い目でみてこっちにしました。

エーモン オイルジョウゴ 5枚入 Y111

エーモン オイルジョウゴ 5枚入 Y111

  • 発売日: 2012/05/09
  • メディア: Automotive

フィルタレンチ

オイルフィルターの取り付け・取り外しに使う専用工具。フィルタレンチといってもすべてのフィルタに適合する訳ではないので注意が必要です。

今回は、デイトナ(DAYTONA) オイルフィルターレンチ (12188/ホンダ/ヤマハ/カワサキ) 36376を選びました。

合計金額

これでだいたい必要なものがそろったので、計算してみましょう。

名前 非消費材 消費材 消費材(1回あたり) コメント
エンジンオイル Castrol Power1 4T 4L 2200 2200 余ったオイルは使わない
オイルフィルター ベスラ SF-4007 905 452.5 2回に1回交換
ドレンワッシャー M14 5枚 324 64.8
廃油処理箱 270 270
メンテナンススタンド 3330
トルクレンチ 10400
ジョウゴ 308
フィルタレンチ 876
合計 14,914 3,699 2,987.3

ディーラーでやった場合の料金は、フィルター交換ありで¥13,252、なしで9,536、平均で¥11,394

なので、1回あたりの差額が¥8,406なので、2回で非消費材分のもとがとれる計算。

以上、作業編につづく

modalsoul.hatenablog.jp

追記

ドレンボルトをはずすときに、どうやってもアツアツのオイルが手にかかるので、耐油性グローブあったほうがいいと思ったので追記