KLX250のエンジンオイル交換(1回目)準備と作業手順
前回のエンジンオイル交換は、納車時の25,374km
今回作業時の走行距離は29,475kmなので、4,101km走行したことになる
いつも3,000kmを目安にしてたので、だいぶ超過してしまった
【追記】オイルフィルター/エレメントの交換
フィルターの交換手順については、以下を参照
作業前に
以下の作業は、カワサキのサービスデータをもとにてやっていきます
http://www.kawasaki-motors.com/service_data/cgi-bin/svdata.cgi?KLX250S8F=model_code
準備
エンジンオイル
サービスデータによると、エンジンオイルの指定はSF.SG.SH.SJ 10W-40
API規格は、SFクラス以上ならOK
量は、フィルター交換ありで1.3L、なしで1.0L
今回はオイルのみ交換なので、ちょうど1Lのこのオイル↓を使う
粘度はメーカー指定と同じ10W-40
API規格はSLなので、メーカー指定よりも高品質かつ、全合成
これを¥867で買えるのだから、AZさんパネェっす
ドレンワッシャー(パッキン)
サイズはM10
3枚入りを¥98で購入
廃油処理箱
今回は1L廃棄予定なので、小さい方のポイパック(2.5L)を使う
1個¥166
工具類
ソケットレンチ(口幅はM14) [asin:B001EQCFH0:detail]
トルクレンチ(15Nmが計測可能なもの)
ジョウゴ
ナイフ(カッターナイフでOK)
パーツクリーナー(エンジンオイルを落とす為にあると便利) [asin:B01LZA2CQ6:detail]
作業
まず、バイクを直立させる。いつもはバイクスタンドを使うんだけど、今回は横着して柱に持たれかけて作業。不意に倒れても大丈夫なように、サイドスタンドは出したままで作業する。
エンジンオイルを排出
ドレンボルトは、エンジン下部のシフトペダル側にある。
スキッドプレートの穴から見るとこんな感じ
ドレンの下に廃油処理箱をセットしたら、
ドレンボルトを外す
かなりどろっとしたオイルが出てきた。やっぱり、交換サイクルはもっと短くしたほうが良さそうだ。しばらくこのまま放置。軽く車体を揺すって、オイルを出し切る。
ドレンボルトの取り付け
まずはドレンワッシャーを交換。ドレンボルトは軽くパーツクリーナーでオイルを落としておく
ドレンボルトの締め付けトルクは、15Nm
締め付けが弱いとオイル漏れやボルト落下の原因になるし、強すぎるとドレンを痛めるので、トルク管理はしっかりと
オイル注入
左上の尖ったところから、オイルを出す。
注ぎやすくて、これは便利
ただし、使う前に口の部分を切り落とす必要があるので、ナイフを準備しておこう
バイク右側面下部、ブレーキペダルのあたりにある窓で液面を確認し、ゲージ上端まで入れる
その後、エンジンをかけてしばらく回すと
エンジンの各部にオイルが行き渡り、液面が下がってだいたいゲージの真ん中になった
この時、ゲージ下端を切っている場合はオイルを足す
これで作業終了
ついでにチェーン洗浄もしてスッキリ
エンジンの始動性がよくなった感じがするし、スゲーッ爽やかな気分だぜ!!