デイトナ675のエキゾーストマニホールドを交換した

デイトナ春のメンテナンス祭り
今回は祭りのメインイベント、エキゾーストマニホールドの交換
エキゾーストマニホールド
ebayでポチって届いたブツがこちら
イギリスからにお届け物が届いたぞ!! pic.twitter.com/eI6gaQzRSH
— modal_soulは『納得』を優先する (@modal_soul) 2018年4月28日
さっそく中身をチェック
— modal_soulは『納得』を優先する (@modal_soul) 2018年4月28日
1700マイルのスーパースリーのパーツだけあって、状態は上々。見たとこクラックも無し
O2センサーとバタフライバルブケーブルも綺麗
アクチュエータ本体もたぶん大丈夫
トルクスネジがサビもナメもないとこが地味に嬉しい pic.twitter.com/aV3ruJhR29
準備
こいつを取り付けるまえに、各部を磨いて錆・焼け・汚れを落とす
半分は自己満足だけど、錆や焼け・汚れを落としておくことで、故障や不具合・異変に気づきやすくなる。割れ窓理論的なやつですね
メンテナンスの基本は1に保管、2に洗車、っていうのを今思いついた。心のノートにメモっておこう
バラす
磨く前にエキゾーストマニホールドからO2センサーとバタフライバルブケーブルとアクチュエータ本体を取り外す
全部バラしたあとの状態がこちら

おそらくこれは'11年式で、基本的な構成は'09年式と同じだけど
- バタフライバルブケーブルのバタフライバルブ側のケーブル保護パーツがスパイラルチューブから六角の金属パーツに変わった
- バタフライバルブケーブルのアクチュエータ側アジャスターが樹脂製から金属製に変わった
- アクチュエータカバーの留め具が、六角ボルトからプラスネジに変わった
- アクチュエータの後面にゴム製カバーがついた
といった変更が見られた。地味にいろいろ改良されてるんだね
磨く
今回もヨシムラ ステンマジックと不織布で磨いていく

以前磨いたときの記事↓
Before
磨く前の状態がこちら




After
磨き終わりがこちら




走行距離3000km程度だったから本体への熱の入りも弱く、素材の変質もなく状態が良かったので、かなり新品に近い状態にできたと思う。
特に、溶接のビードの部分はクラックができたときに確認しやすいよう念入りに磨いておいた
なんとか手磨きだけで仕上げたけど、しばらく握力がなくなって腕がプルプルしてたので、このサイズのものを磨くなら大人しくポリッシャーなりグラインダーなりを用意したほうがいいと思います。
磨き終わったら全体に耐熱ワックスを塗って準備は完了
取り付け
基本的な作業は前回の手順と同じ
奥のが取り外したエキマニ、手前が新しいエキマニ

色の違いが歴然

エキゾーストマニホールド以外にも、バタフライバルブケーブルとO2センサーも交換

軽くエンジンをかけて確認した感じ排気漏れもなさそうだったので、スパークプラグとエアフィルターの交換もやって作業完了

雑感
交換してから1,300kmほど走った感想としては、
- 排気音が低くなった感じ(音量は変わらないけど野太くなった?)
- 中間パイプから太ももに伝わってくる熱が増えた?(気温上がったせいかな?)
といった感じ。特に不具合や気になるところもなく、調子は良好
割れからの排気漏れもなくなったので、交換前と比べると出力も上がっているはず(体感は変わらないないけどね)
