KLX250でラリーしてきた
これはバイク Advent Calendar 2018、15日目の記事です
少し前のネタで下書きのまま眠っていたやつなんですが、この機会に供養したいと思います
今年2月頭頃、こんなイベントを発見した
ラリーのイベントらしく、Twitterで見かけて気になったので早速エントリーしてみた
なかなかの人気だったらしく、150名の参加枠が早々に埋まって、最終的に180名超のエントリーになったようだ
前日
前日受付と前夜祭に参加するために、前日会場入り
会場はマザー牧場なので、これで2週連続千葉でキャンプだ
会場入り&設営
会場についたら、ひとまずテントを設営。この日の夜から翌日にかけて、雨風の強い悪天候が予想されていたので、テントをペグとガイロープでガッチリ固定
ここをキャンプ地とする!
受付&車検
設営が済んだら、受付&車検
エントリーフィーは振込済みなので、受付はコマ図とゼッケンetc..を受け取るのみ。
車検は、ブレーキランプ・ホーン・ライトLo/Hiと保安部品のチェックといった感じ。特に問題なくクリア
買出し&風呂
明日の朝食の買い出しと風呂に入りに、君津市内R127沿いへ行ってみる
ジョイフル本田 君津店はなんでも揃ってすごいぞ
翌朝の朝食と、今夜のBeer&つまみを買って、君津の湯で風呂って、会場へ戻る
夕食
夕食はジンギスカンがエントリーフィーに含まれていて、食事会場はマザー牧場内のレストラン
買出&風呂から戻って来たら、会場にすでに参加者で埋まっていて、こんな感じ
席が見つからないので、会場のスタッフさんに声をかけたら「テーブルはすでに埋まっているので、お知り合いのいらっしゃるテーブルで相席をお願いします」とのこと
知り合い1人もいないし、そもそもジンギスカンで相席ってハードル高杉ない??
あまりのぼっち具合に同情したスタッフさんがテーブルを1つだけ追加してくれた
それがこちら
冴え渡るぼっち力
テントサイト
ジンギスカンで腹が膨れたら、テントサイトへ戻る
キャンプ場内の東屋ではジャズライブをやっていた
協賛ブースも少しだけ開いていて、ウェアやバッグ類を物色
ディーラー?ショップ?の団体でエントリーしたと思しきバイクが一列に並んでいて、壮観
夜になって雨風も強くなってきたので、テントに戻る
ルミエールランタンの炎でスケソウダラなんかを炙りつつBEER!!
コマ図を切り貼りして、明日の準備を整えたら、就寝
天候悪化
夜11時頃から雨風が急激に悪化
土砂降りの雨がテントのフライシートを叩き、強風でテントが揺さぶられる
あんまり雨が酷いので録画してみたw
真っ暗なテントで一人雨風にされされる心細さ、おわかりいただけただろうか?
当日
テントが飛ばされることもなく、なんとか朝を迎えられた
風も相当強かったらしく、この日アクアラインが通行止めになったらしい
当日入り予定でエントリーしていて、会場にたどり着けなかった人もいたようですね
この時点でも弱まったものの依然雨は降りつづいてる状況
大会はどうなるのか?
開会式
昨晩ジャズ・バンドの演奏があった東屋で開会式
結構な土砂降りだけど、予定通りスタートらしい。むしろ最高のコンディションだそうな。。
大会関係者と常連さん方はマゾっけがあるようだ。。
スタート
スタートゲートの風景
上下レインウェアを着込み、出発
途中の林道、雨で道が川になってるところも多数あり、ぐっしょぐしょのグッチャグチャになりながら進む
走り出して20分もしない間に、ガレ場で転倒したKTM 1190Adventureを2台ほど見かけて、起こすのを手伝った
そこらじゅうでバイクが転倒する阿鼻叫喚、やべーよ
スタートから25km地点
この辺から若干慣れてきて、気持ちに余裕ができたので、林道の開けた場所で写真を撮ってみる
CP1(チェックポイント1)
CP1に到着したら、走行予定の林道ががけ崩れで通れなくなったので、コース変更が入る
昨日からの雨は相当酷かったようだ。。というか他の道も大丈夫か?
転けた
写真だとわかりずらいけど、上り坂で、路面は深さのある幅の広い轍で、シフトダウンにミスったタイミングで轍を登るほうに向かってしまい、あっけなくエンスト、から、ゴロンと転けた
KLXで転けたのはこれがはじめてだ
迷走
途中の林道の中で盛大に道に迷う。コマ図にあるはずのゲートがないし、何度戻ってもコマ図の指示/距離と合わず、同じ林道をぐるぐる廻るはめに。。ダート走りっぱだから、くっそ疲れる
途方に暮れていたら、スタッフの方がやってきて「コース作ったxxさんだったら、普通こっちにいくコース作ると思わない?」という貴重なアドバイスをいただく
残念ながらそのxxさんとは面識がなかったので、それは気づかなかったなぁ。。
アドバイスに従い、ここから2~3kmほど走ったあたりで、やっぱりコマ図と合わないなぁと考え込んでいるところに同じスタッフの人が来て、さっき教えたやつ間違えてたので戻るようにと言われる。。オゥフ
昼飯
と、いろいろあったのち鴨川の国道沿いのコンビニで昼飯をとる
開会式で「開催にあたり地元自治体に協力してもらってるので、地元飲食店を積極活用〜!」って訓示があったんですが、時間無いので手早くコンビニで済ませます
それに雨と泥でブーツも服もグッチャグチャの状態で飲食店に入ったら、確実に迷惑だろうしね。。
コンビニの駐車場でおにぎりを食べてたら、おっちゃんに「なにかイベントやってんのかい?おれも昔はAT1とか乗ってたんだよ〜」と声をかけられ、しばし談笑
CP3
その後、なんやかんやあって、QP1(クイズポイント)、CP2、QP2と順調に進む
CP3についたところで、「君らリアイアなのでまっすぐ会場に戻って〜」とスタッフに指示を受け、初ラリーはリタイア終了となったのでした
会場へナビをセットしUターン
会場へ帰還
会場へ戻って、コマ図と引き換えに参加賞のTシャツとコースターを受け取る
KLXが泥で化石みたいになてたw
ブーツも酷いもんだw
テントをたたんで、バイクに荷物を積んだら、帰宅!
雑感
ビッグオフ多い
とにかくビッグオフが多かった印象
と、リッターオーバーのゴツいビッグオフがゴロゴロしていて、しかもフルパニアで林道を突っ走って、吹っ飛んでてカオスだった
もちろん250ccトレールも多かったけど、想像していたほどではないかなって印象
それに、ビッグオフは車種毎にグループでまとまって参加していて、存在感マシマシで威圧感がパネェ
コマ図難しい
慣れの問題かもしれないけど、コマ図見ながら進むのは難しい
あるはずのゲートがどう探しても見つからなかったり、オンロードとオフロードでオドメーターの伸びに差がでたり
コマ図が詰まって巻き取れなくなったり、雨に濡れてコマ図が千切れたりしたので、ちゃんとしたコマ図ホルダーがあったほうが良いですね
ラリー難しい
コース設定が、地元の林道にある程度詳しい人基準で作られている、って感じですねぇ
上級者は「この道走ってるってことは、、次の林道はあれかッ!!」ってニュータイプを発動してた感じ。レベル高い
優雅にランチをしつつ、記念撮影を交えながら、制限時間以内でゴールするには、ほぼノーミス・ノンストップペースが求められるのでは?
それと細い林道をかなりの台数が同時に行ったり来たりするので、林道の交通事情はなかなかにデンジャラス
初ラリーは勝手がわからなくて不安がありつつも、なかなか楽しむことができました
走ってる途中冷静になって「もっとコンディションの良いときに、時間制限とか他の参加者とかのプレッシャーなしに走ったほうが楽しいのでは?」とか思ったりもしたけど。。
このラリーイベントを最大限楽しむには、
- 経験者のいるコミュニティに所属してグループ参加
- フルパニアのビッグオフをガレ場で転がしても笑っていられるくらいの精神と懐の余裕
- コミュ力
といったポイントを押さえておくのを強くオススメします。一般人のボッチ参加難易度はエクストリームだ
帰りに海ほたるでクレーン付き?㌧トラックをトランポに、ビッグオフを積載した人達に「自走で帰るの?大変だね〜」って声をかけられたときは、圧倒的パワーの差を感じました。強い
さぁみんなもラリーしよう