電動キックボード"Sunameri"に試乗してきた
前回の電動キックボードツーリング
↑の写真にもちらっと写ってたんですが、3輪の電動キックボードにも試乗させてもらった
最初に乗った電動キックボードとはまた違った、かなりエッジの効いた乗り味だったw
電動キックボード"Sunameri"
これは鈴鹿市のフヂイエンヂニアリングが作った電動キックボード"Sunameri"
ちょっとまえにクラウドファウンディングがはじまったやつ camp-fire.jp
写真
手前のほうがSunameri
フロントタイヤ
最大の特徴?はなんと言ってもこのフロントタイヤの機構 YamahaのトリシティやNIKENと同じく前2輪で、左右のタイヤが同じく旋回方向に回転する
フロントタイヤ自体はバイクのようにバンクしないので、LMW(Leaning Multi-Wheel)ではない、と思われる
そのかわり3輪で車体が自立するので、スタンドいらず
ブレーキ
上の写真でチラッと見えると思うんだけど、ディスクブレーキがついてる
リアブレーキもしっかりディスクブレーキなので、制動力がハンパじゃない。公道では絶対に使わないだろうってレベル
ハンドル
右手のレバーがフロントブレーキ、左手のレバーがリアブレーキ。右グリップがアクセルになっていて、バイクと同じひねるタイプ
ハンドルはボード部分に固定されていて回転しない そのかわり、ハンドル(ボード)の傾きに合わせて舵角をとる仕組みになっている
こんな感じ
リーンステア方式というらしい(特許出願中)
ハンドルは付け根のとこからペタッと曲げてたたむことができる
リアタイヤのあたりを掴んで、スーツケースみたいに前輪転がして運んでましたね
メーター
液晶左下のAssistが、バイクでいうところのギアに該当するもの?らしい
MAXは5だか6まであって、最高速度は50km/hもでるらしい
保安部品
ライトや、
ブレーキランプ、ミラー、ウィンカーもついていて、公道走行可能
ちなみにボディはフルカーボン製らしく、とても軽い
動画
感想
これに乗って、みなとみらいの町中をぐるっと走ってみての感想
操舵感覚がかなり特殊
リーンステア方式はなかなか癖が強くて、最初乗ったときはまっすぐ進むのも難しくって、ヨロヨロしてた
慣れると、バイクでいうところのリーンアウトで曲がる感じでグイッといける
ハンドルの高さが結構あり、舵角がバンク角に比例するので、鋭く曲がろうとするとハンドルをかなり遠くの距離まで倒すことになる。オフ車のってケツすべらせるときみたいな格好になる
ある程度スピードがのってるときの操作は楽だけど、低速の操作は難しいですね
取り回し
バイクのように降りて車両の左側に立った状態で押して歩くとき、右に曲がるのが苦手
車両右側にハンドルを倒さないといけないので、左側に立っているとハンドルに手が届かなくなって舵角が足りなくなる
まぁでも車両軽いんで、いざとなったらヒョイッと持ち上げちゃえばいいんですけどね
加速がすごい
フルカーボン製の軽量なボディとEVのトルクで、加速がすごい
モード1(ギアでいうと1速)だとトルクが強すぎて、強くひねるとひっくり返りそうになるくらいの加速になってしまい、アクセルの加減が難しい
走り出しでもモード3くらいがちょうどいい(モーターはエンストしないので、こういうところは操作が非常に楽)
おそらくスノーボード好きな人がハマるタイプの乗り物だと思います
公道の近距離をササッと移動できる気軽さは魅力だけど、都内のゴミゴミした道だと魅力を引き出すのは難しいかも
反面、開けた私有地や車通りの少ない郊外なんかはなかなかいいファンライドができそう
これでヤビツ峠とか走ったら楽しそうだな、とか乗ってて思った
クラウドファウンディングは、募集終了まで残り37日の時点で目標額の80%まで行っているので、これは成功しそうですねー
早割のパトロン枠がまだ残っているので、興味あるかたは支援してみたらいいんじゃないですかね?(個人的にもちょっとアリだなこれ〜っと思っていたり、、