マルチフューエル式バーナー MSR ウィスパーライトユニバーサルを買った
キャンプ用の液体燃料バーナーを手に入れて実践投入してきたのでインプレ
MSR ウィスパーライトユニバーサル
ポチったのはMSR製のマルチフューエルストーブで国内未販売のウィスパーライトユニバーサル
↓は同じくMSR製のウィスパーライトインターナショナル
これもマルチフューエル式で、最初はこっちを買うつもりだったんですが、最終的にはユニバーサルを購入
以下、選んだポイントを書いていきます
選んだポイント
tl;dr
- いろいろな燃料が使える
- ガソリンならバイクとバーナーどちらにも使える
- 灯油はランニングコストが安い
- とろ火に強い
- (比較的)静か
マルチフューエル式
このバーナーの一番の魅力が多種の燃料に対応しているところ
付属のアダプタとジェット(キャブレターのようなもの?)を交換することで、以下の燃料を使用できる
ジェット3種類とジェネレーターチューブ
カートリッジ燃料アダプターと液体燃料アダプター
ウィスパーライトインターナショナルはガスカートリッジに対応していない
ホワイトガソリン
ランタンの燃料なんかに使われているアレ
単価は高いけれど、標高の高いところや寒冷地でも安定して使えて、風が吹いても消えにくく、煤が少ない
キャンプ場の売店なんかでも売っていたりする
自動車用無鉛ガソリン
車やバイクの燃料のあれ
有人のガソリンスタンドで手に入るので、入手が簡単。しかも、今なら¥150/Lと安価に購入できる
バーナーをガソリンで運用すれば、バイクがガス欠したときにも給油できて便利
灯油
寒い地方だと冬場は必ずお世話にな灯油。関東だとあんまり使わないんですね?
ガソリンスタンドで購入できて、近所のGSでは¥98/Lとかなり安価に手に入った
ガソリンの引火点は-40℃以下で揮発性が高く発火しやすい
灯油の引火点は40~60℃と高く、ガソリンよりも扱いやすいのが魅力
煤が出るのが難点だけど、煤の出にくい白灯油なんてものもあるらしい
とろ火(弱火)をキープするなら灯油がいいらしい
ガスカートリッジ(ブタン、イソブタン、プロパン)
おなじみのガス燃料
プリムスのノーマルガスはブタンガス(ノルマンブタン65%、イソブタン35%)
オールシーズン用のハイパワーガスはブタンガス約75%、プロパンガス約25%
カセットコンロで使うCB缶もLPG(液化ブタン)なので使えます
※ 付属のガスカートリッジ燃料アダプターはOD缶用なので、CB缶を直接使うには別途CB->ODアダプタが必要です
(比較的)静か
同じMSR製のドラゴンフライやOptimus製のNovaと比べて燃焼音が静か
キャンプサイトだとお隣が近いことも多いので、燃焼音がうるさいと朝晩使いづらいので、割と大事
MSR ドラゴンフライ
MSR DragonFly ドラゴンフライ プレヒートから最大・最小火力
Optimus Nova
実物写真
この他にもいいポイントはあるんですが、実物写真載せます
パッケージと付属のポーチに収納したところ
付属品
本体以外に以外にガスカートリッジスタンドやウィンドスクリーン、メンテナンス用のツールや替えパーツ
設置した状態
液体燃料アダプタで接続した状態
ガスカートリッジ
ガスカートリッジで接続した状態
ミニフライパンを載せた図
PEAKSの付録のミニフライパンを載せた
五徳のサイズの関係で小さすぎるものはのせられなさそう
キャンプ場で使用したときの写真
本体下部のプライミングカップに少量の燃料を出して着火し、プレヒートする
プレヒート中の状態。結構火がでかい
コッヘルで煮る
スキレットでステーキを焼く
大きめのコッヘルでお湯を沸かす
ランニングコスト
MAX450mlの燃料ボトルに灯油を362g(≒452ml)1 注いでおいた
ボトル自体の重量は94g
使用後のボトルの重量は273gだったので、ボトル重量を差し引いた179g(≒223g)が残った灯油の量。
なので、実際に消費した灯油量は、452-223=229g
¥98/Lなので今回のキャンプでのランニングコストは¥23
キャンプでどの程度使用したかというと、
- 900mlコッヘルで煮込み調理
- スキレットでステーキ1枚調理
- お湯を沸かす約5L
これ以外にも、点火のテストに使用したり、再点火が面倒なのでつけっぱなしにしたり、結構荒く使ってこの消費量なので、1泊ソロキャンプなら200mlもあれば十分そう
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灯油の比重を0.8g/mlとして計算↩