デイトナ675の燃料タンクの取り外し・取り付け手順
これはなに?
トライアンフ デイトナ675 2009年式のサービスマニュアルを適当に翻訳し、実際の燃料タンクの取り外し・取り付け作業の記録を交えて編集したものです。 元のサービスマニュアルが英語だったので、簡易な意訳になってます。(誤解、読み違えが含まれる可能性もあるので、正確を期す場合は原本を参照してください)
締め付けトルク
以下の作業では、9Nmのトルク管理が必要です。この範囲に適合したトルクレンチを用意してください。
KTC ( 京都機械工具 ) デジラチェ 【9.5sq】 小トルクタイプ GEK030-C3A
- 出版社/メーカー: KTC(ケーテーシー)
- 発売日: 2011/06/28
- メディア: Tools & Hardware
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作業手順
取り外し1
⚠ 警告
溢れた燃料や、燃料が適切な処理や保管のされないことにより、火災による怪我・物損が発生します。
- シートを外す
- バッテリーを外す(黒いケーブルを先に
- 燃料タンクをフレームに固定しているボルトを外す
- スペーサースリーブをフレームから引き出す
燃料タンクを持ち上げ、燃料ポンプと燃料レベルセンサーの電装コネクタを外す
⚠ 警告
燃料タンクを外す際、燃料タンクは自動で密閉されますが、少量の燃料が漏れ、衣服や部品に付着する可能性があります。火傷や物損を引き起こす重大な火災のま危険があります。
ダブルチェッククリップが装着されたモデル(early 2007以降)では、リリースボタンが露出するまでコネクタからラッチを離してください。
- コネクタ側面を握り、ホースを燃料ポンププレートの栓から引き抜いて燃料ホースを外します。
- 2本のブリーザーホースを外す
- フレームから燃料タンクを外す
取り付け2
- 燃料タンクをフレーム置く
- 2本のブリーザーホースを接続する
※ 注意
燃料ホースは、向きを補助するために末端の色が異なっています。オレンジ色を燃料タンクへ、グレーを燃料レールへ取り付けてください
- ホースがカチッとかみ合うまで、燃料供給ホースを静かに押し込みます。
- リリースボタンが覆われるまで、ダブルチェックラッチをスライドさせます。ラッチが所定の位置にない場合、燃料ホースは栓に完全に固定されていないため、正しく装着させる必要があります。
- 燃料ポンプの電装コネクタを再接続する
- 燃料レベルセンサーの電装コネクタを再接続する
- 燃料タンクを取り付け位置に合わせる。スペーサースリーブを取り付ける。ボルト3本を取り付け9Nmで締め付ける。
- バッテリーを接続する(赤から先に)
- エンジンを始動し、燃料漏れがないか確認。 必要に応じて修正
- シートを取り付ける