modal_soulの記録

バイクおじさんの日常とメンテナンス、そしてその記録

バイクおじさんの日常とメンテナンス

デイトナ675の燃料タンクの取り外し・取り付け手順

これはなに?

トライアンフ デイトナ675 2009年式のサービスマニュアルを適当に翻訳し、実際の燃料タンクの取り外し・取り付け作業の記録を交えて編集したものです。 元のサービスマニュアルが英語だったので、簡易な意訳になってます。(誤解、読み違えが含まれる可能性もあるので、正確を期す場合は原本を参照してください)

締め付けトルク

以下の作業では、9Nmのトルク管理が必要です。この範囲に適合したトルクレンチを用意してください。

KTC ( 京都機械工具 ) デジラチェ 【9.5sq】 小トルクタイプ GEK030-C3A

KTC ( 京都機械工具 ) デジラチェ 【9.5sq】 小トルクタイプ GEK030-C3A

作業手順

取り外し1

⚠ 警告

溢れた燃料や、燃料が適切な処理や保管のされないことにより、火災による怪我・物損が発生します。

  1. シートを外す
  2. バッテリーを外す(黒いケーブルを先に
  3. 燃料タンクをフレームに固定しているボルトを外す f:id:modal_soul:20180428004738p:plain f:id:modal_soul:20180428005015p:plain
  4. スペーサースリーブをフレームから引き出す f:id:modal_soul:20180428004947p:plain
  5. 燃料タンクを持ち上げ、燃料ポンプと燃料レベルセンサーの電装コネクタを外す

    ⚠ 警告

    燃料タンクを外す際、燃料タンクは自動で密閉されますが、少量の燃料が漏れ、衣服や部品に付着する可能性があります。火傷や物損を引き起こす重大な火災のま危険があります。

  6. ダブルチェッククリップが装着されたモデル(early 2007以降)では、リリースボタンが露出するまでコネクタからラッチを離してください。 f:id:modal_soul:20180428011452p:plain

  7. コネクタ側面を握り、ホースを燃料ポンププレートの栓から引き抜いて燃料ホースを外します。
  8. 2本のブリーザーホースを外す f:id:modal_soul:20180428011559p:plain
  9. フレームから燃料タンクを外す

取り付け2

  1. 燃料タンクをフレーム置く f:id:modal_soul:20180428011559p:plain
  2. 2本のブリーザーホースを接続する

    ※ 注意

    燃料ホースは、向きを補助するために末端の色が異なっています。オレンジ色を燃料タンクへ、グレーを燃料レールへ取り付けてください

  3. ホースがカチッとかみ合うまで、燃料供給ホースを静かに押し込みます。
  4. リリースボタンが覆われるまで、ダブルチェックラッチをスライドさせます。ラッチが所定の位置にない場合、燃料ホースは栓に完全に固定されていないため、正しく装着させる必要があります。
  5. 燃料ポンプの電装コネクタを再接続する
  6. 燃料レベルセンサーの電装コネクタを再接続する
  7. 燃料タンクを取り付け位置に合わせる。スペーサースリーブを取り付ける。ボルト3本を取り付け9Nmで締め付ける。
  8. バッテリーを接続する(赤から先に)
  9. エンジンを始動し、燃料漏れがないか確認。 必要に応じて修正
  10. シートを取り付ける