modal_soulの記録

バイクおじさんの日常とメンテナンス、そしてその記録

バイクおじさんの日常とメンテナンス

デイトナ675のレギュレーターをMOSFET式に交換した

デイトナ675のレギュレーターを純正から国産メーカー純正パーツのMOSFET式レギュレーターに交換した

レギュレーターの違いについて

'09年式デイトナ675の純正レギュレーターはサイリスタ

サイリスタ式のレギュレーターは、

  • レギュレーター自身の発熱が多め(=パンクしやすい)
  • 変換効率が低い(=供給量できる電力が少なめ)
  • (レギュレーター自身が電気を熱にして逃がすので)コイルや配線への負荷が低い
  • 比較的安価

といった特徴があり

MOSFET式は、

  • 変換効率が高い(=より多くの電力を供給できる)
  • レギュレーター自身の発熱が少ない(=パンクしづらい)
  • コイルや配線への負荷が高い(=コイル焼けを起こしやすい)
  • 高価

といった特徴があります

選択するポイント

サイリスタ式とMOSFET式、どちらがいいかは一概には言えませんが

  • 高回転域をよく使う(サーキット走行など)
  • 電力を消費するアクセサリが少ない

=> サイリスタ

  • 高回転域を余り使わない(公道ツーリング)
  • アクセサリ類を多く使う(USB電源、ドライブレコーダー、電熱ウェアetc..)

=> MOSFET

といった感じでしょうか

最近のデイトナはエンジンの始動が不調で、十分な電力がバッテリーに供給されていないようなので、発電効率を上げるために(コイルや配線への負荷のリスクを許容し)MOSFET化を選びました。

MOSFETレギュレーター

今回はSUZUKIの純正パーツのレギュレーターを使用

取り付け実績のある型番をTwitterのフォロワーさんに教えてもらい、同じ型番のものをモノタロウで注文、¥14,520でした

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届いたレギュレーターにはコネクタの付属は無かった

レギュレーターのコネクタは3極と2極、対してデイトナ側のコネクタは3極と4極なので、4極を2極へ変換する必要がある。

準備

カプラ

エーモン カプラー3極 (ロック式) 250型 1123

エーモン カプラー3極 (ロック式) 250型 1123

  • 発売日: 2012/05/09
  • メディア: Automotive

エーモン カプラー4極 (ロック式) 250型 1124

エーモン カプラー4極 (ロック式) 250型 1124

  • 発売日: 2012/05/09
  • メディア: Automotive

コード

大きな電力にも対応できるよう2.00sqを使用

エーモン 配線コード AV2.00sq 5m 赤 1178

エーモン 配線コード AV2.00sq 5m 赤 1178

  • 発売日: 2012/05/09
  • メディア: Automotive

エーモン 配線コード AV2.00sq 5m 黒 1179

エーモン 配線コード AV2.00sq 5m 黒 1179

  • 発売日: 2012/05/09
  • メディア: Automotive

エーモン 配線コード AV2.00sq 5m 黄 1181

エーモン 配線コード AV2.00sq 5m 黄 1181

  • 発売日: 2012/05/09
  • メディア: Automotive

端子

4極のコードをまとめて2極へ変換する

エーモン ギボシ端子セット(ダブル) 10セット E671

エーモン ギボシ端子セット(ダブル) 10セット E671

  • 発売日: 2012/05/09
  • メディア: Automotive

配線保護スリーブ

配線を振動による摩擦などから保護するためにスリーブを使用

編組構造なので熱を逃がしやすい

配線

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レギュレーター側の2極カプラから伸ばしたコードをそれぞれ分岐して4極カプラに接続

固定

純正のレギュレーターよりも小型なので、固定プレートの穴位置が合わない

ドリルでプレートに穴を追加して固定

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取り付け

通常通り、プレートを固定し、コネクタを接続して完了


レギュレーター交換後、問題なく動作が確認できた