モバイルバッテリーのUSB給電で動く電熱ウェアを自作した
冬場のツーリングは手や腕先が冷えるので、腕を温めるのにいい電熱ウェアを探していたんですが、なかなか見つからない。。
なので、作ってみた
準備するもの
インナーウェア
いつもライディングジャケットの下に来ているブルゾンを使用
至って普通のやつ
加熱シート/電熱ヒーター
USB電源で発熱するシート
両腕の前腕部に取り付けるので、2枚セットになっていて、電源スイッチ付きのものを選択
温度も高・中・低を切り替え可能
¥1,399
スナップボタン
加熱シートをウェアに取り付けるためのボタン
使わないときは加熱シートを取り外せるようにする
作成手順
取り付け位置の決定
これが加熱シート
USBケーブルからスイッチをはさみ、ケーブルが2又に分かれて加熱シートそれぞれにつながっている
ウェアを裏返し、加熱シートを取り付ける位置を決める
スナップボタンの取り付け
これがスナップボタン
スナップボタンのオス側をシートに縫い付ける
シートの四隅に縫い付け
シートの縫い付け位置に合わせて、ウェア側にスナップボタンのメス側を縫い付け
加熱シートの取り付け
スナップボタンを合わせてシートを取り付け
両腕取り付けるとこんな感じ
バッテリー
USBケーブルをモバイルバッテリーに接続。スイッチON
モバイルバッテリーをウェアの左ポケットに収納
この上にライディングジャケットを着て、裾からスイッチだけ出して使う想定
インプレ
先々週末、成田へツーリング行った時に使ってみました
使ったモバイルバッテリーはこれ
結構あったかい
- バイク走行中は温度"高"で使用
- バイクに乗っていないときは温度"低"で使用
どちらも十分に感じられる暖かさで、モバイルバッテリー5V 2.4Aでも出力は十分
バッテリー持ち
合計3時間ちょっと使い、温度"高"で2時間、温度"低"で1時間程度使ってもバッテリー切れにはならず
日帰りツーリングならモバイルバッテリー1個で間に合いそう
¥1500以下で作ったにしてはなかなかの仕上がり
USB給電なので、モバイルバッテリーだけでなく車載電源も使えるし、取り回しも上々
ただし防水対策はなにも考えていないので、雨天時はバッテリーを取り外し使わないようにしよう