デイトナ675のヘッドライトをLED化した
興味はありつつも、手を出せずにいた"ヘッドライトのLED化"
ひょんなことから、Twitterでフォローしている@suzuka675さんにLEDバルブを譲っていただけたので、取り付けてみました。
ありがとう、@suzuka675さん!!
クロライト GLN-H7
今回いただいたのは、クロライトのGLN-H7
これは配線や冷却ユニットが不要なので、ヘッドライトユニットやバルブカバーを改造しなくともポン付けできるスグレモノ
GLN-H7は生産終了していて、今は後継のGLNPLS-H7があるようですね
(追記) GLNPLS-H7について
コメントでGHさんに情報いただきました。ありがとうございます!
GLNPLS-H7は、前期後期ではカバーに干渉するため、取り付けには加工が必要とのことです。
最終型は装着可能。
GLNPLS-H7のバルブ後部の端子を配線化した特注のGLNPLS-H7-HNSもあるそうです。
また、5月には同メーカーからバルブ後部の張り出しをコンパクトにした新型のLEDバルブが発売されるそうです。
追記おわり
写真
左が、GLN-H7
右が、ハロゲンバルブ
サイズはほぼ同じですね
取り付け
GLN-H7は、バルブを交換するだけで取り付けOK
交換手順は↓と同じ modalsoul.hatenablog.jp
配線や冷却ユニットの取り付けetc..は不要!
今回はLow側のみLED化します
Before
こちらが交換前のハロゲンの状態
After
こちらがLEDバルブ
発光するLEDが裏表2面になっているので、縦長の瞳孔みたいなのができて、ちょっと動物感でたw
※ バルブを台座に固定するはめ込み部があるので、この瞳孔を傾けて取り付けたりはできません
雑感
明るさ
色温度はもとのハロゲンバルブよりも高め。6500Kなので、やや青白い光ですが車検は無難に通るはず(おおよそ7000Kが目安らしい?)
明るさは控え目ですが、夜中走ってみた感じ街灯のある市街地や高速道路なら問題ないレベルですかね(夜の山道ではHiビームを使おう)
消費電力
今回のLED化で最も大きな変更点が消費電力
ハロゲンバルブだとだいたい55W程度の消費電力だったところ、LEDバルブ化することで8Wまで消費電力を抑えることができた
ドライブレコーダーや高出力のUSB電源を載せるつもりなので、これは嬉しいポイントですね
デイトナはジェネレーターやレギュレーターなどの電装系に弱点が多いので、消費電力を変えられるオプションが多くなるのはうれしいですね(単純に消費電力を抑えれば抑えるほど良い、とも限らないのが難しいところですが。。)
取り付けもドライバー1本でできるので、見た目を変えたり、消費電力を抑えたかったりしたら、オススメですね
バイカーズパラダイスでR nineT Urban G/Sに乗ってきた
ギリギリ梅雨明け間際の8/1、久しぶりのツーリング
前回ムルティストラーダをレンタルしたバイカーズパラダイスに行って、レンタルツーリングしてきた
R nineT Urban G/S
今回レンタルしたのは、BMWのR nine T Urban G/S
前回、ムルティストラーダをレンタルしたとき枠が空いてなくて乗れなかったのでリベンジ
トライアンフのスクランブラー1200XCとも迷ったんですが、跨った感じのフィット感が良かったのでR nineTにしました
写真
雑感
- 水平対向エンジンのおかげか、シートがとてもスリムで、足も下にすっと伸ばせる
- スリムなおかげでシート高820mmの数値以上に脚付きがいいですね
- 跨ってエンジンをかけた瞬間、バイクが傾く。水平対向エンジンってほんとにスロットルひねると傾くんですねw
- エンジンの振動で、ミラーが横に振動していて、結構しっかり視界がブレるw
- 1,169 ccのビッグツインだけあって、トルクがすごい。走り出しも低速走行時も余裕があって、エンストする気がしない
- ビッグツインだけど、エンジンフィーリングは滑らか。ムルティストラーダと同じく乾式クラッチなのに、ムルティストラーダと違って低速でガラガラ言わない。
- マルチのギュイーンって感じの加速ではなく、ドッドッドッドッって感じの加速感。ストライドって感じ、速い
- シート位置が前目だと、旋回時にシートの角が太ももに刺さって痛い。。
- シート位置は後ろ目に座って、上体を伏せるような体勢で乗るといい感じ
- シャフトドライブなので、チェーンのようにたるみがでない分、スロットル操作に対して機敏に反応してくれている気がする
- スロットル戻したときのエンジンブレーキの効きも早い気がする
さすが、お高いだけあっていいバイクですね。デザインもかっこいいし、細部も上質で所有欲が満たされそう
日焼け変色した樹脂パーツに光沢復活剤を使った
最高気温が35℃を超えた週末
この天候でバイクに乗ったら死んでしまいそうなので、ツーリングはやめてバイクの整備にチェンジ
ちょっと前に買っておいたケミカルを試してみることにしました
ヤマルーブ スーパープラスチック光沢復活剤
ポチったのはこれ
ヤマハ(YAMAHA) ヤマルーブ スーパープラスチック光沢復活剤 500ml 90793-40077
- メディア: Automotive
劣化した黒い樹脂部分や、プラスチック部分のツヤと黒さを蘇らせます。
プラスチック光沢復活剤は、劣化して白くなった二輪車のリアフェンダー、ステップ、エアクリーナーボックスのツヤと黒さを蘇らせ、その効果は長時間持続します。
とのこと
使い方は、パーツにスプレーして、乾燥させる。ムラがある場合はウエス等で拭き取るだけ
Before&After
デイトナのいろんな樹脂パーツに使ってみたので、Before&After写真のせていきます
ウィンカー
Before
After
チェーンガード
Before
After
スライダー
Before
After
ハンドルスイッチ(パッシング)
Before
After
雑感
- 透明で若干粘度のある液体で、完全には乾燥しなさそう
- 拭き取りなしだと光沢が強すぎるかも。拭き取りはしたほうがよさそう
- 吹き付けるとすぐに光沢がでて、白化した部分の色が戻る
- 表面が均された光沢あるパーツは効果が高め
- 表面加工されて艶なしのパーツは効果が低め
- ※これを使ったあとに、シリコンオフを使うと白化が戻るので注意
正直そこまで期待してなかったんですが、これはいいですね
スプレーして拭き取るだけでこれだけパーツの色を戻せるの、かなりすごいのでは?
以前サンドペーパーで日焼け変色のメンテをしたときのほうが細部まで綺麗に仕上げられるけど、こっちのほうが手間かからず簡単なのでいいですね
この効果はどのくらい持続するのか?しばらく様子を見てみようと思います
ZETA アドベンチャー ウィンドシールドを取り付けた
KLX250に新しいウィンドシールドを取り付けました
今回取り付けたのはこちら
ZETA アドベンチャー ウィンドシールド
これはマウントバーとスクリーンがセットになったもので、車種専用に設計されており、適合車種なら特に難しい作業もなく取り付けが可能な優れもの
適合車種は、CRF250L/M、モンキー125、セロー250、トリッカー、WR250R/X、WR155R、KLX230
そしてLX250/D-TRACKER X用のもあります
KLX250ディスコンだけど、こういう社外パーツが供給してもらえるのはホントうれしいですね
実物
パッケージはこんな感じ
パーツ付属品はこれで全部
- シールド
- マウントバー
- バーの固定具
- シールドの固定具
- シールド固定用ネジ
取り付けには別途レンチや六角棒レンチが必要
マウントバーの太さはΦ22.2mm。バイク用品では一般的な直径なので、マウント類はだいたい固定できるはず
取り付け
ハンドルバークランプを外す
ハンドルバークランプを外す
ZETAのバーライズキットを使っているので、これの上から取り付けます
上側の固定具を外し、ボルトを抜き取る
ハンドルバークランプに固定具を取り付け
抜き取ったボルトを使い、マウント固定具をハンドルバークランプに固定する
マウントバーの取り付け
マウント固定具のクランプと逆サイドのボルトを緩め、マウントバーを固定する
ケーブル類と干渉しないよう注意
マウントの高さは数cmの調整が可能なので、この時点では緩めにしておいたほうが、シールドの調整が楽です
シールド固定具の取り付け
マウントバー上部にシールド固定具を取り付け
シールドとの合わせもあるので、最初は緩めに締め付けておく
シールドの取り付け
シールドにボルトとゴムワッシャーを通しておく
ボルト、ワッシャー、シールド、ワッシャーの順番になる
シールドに挿したボルトを、シールド固定具に取り付け
シールドは上下どちら向きでも取り付け可能で、今回は高さより幅重視でワイド面を上に取り付けました
バーパッド
ちなみにバーパッドも干渉せずに取り付けできました
仕上がり
こんな感じに仕上がりました
雑感
取り付け楽
普段使っている工具でサクッと取り付けができました
10分はかかったけど、30分はかかってないな〜くらいの感覚
さすが車種専用設計。社外品とはとても思えない精度です
シールドでかい
シールドの面積が大きいので、思った以上のスクリーン効果です
ツーリングセローのシールドより大きいかも?これはロングツーリングでかなり活躍しそうですね
それでいて高速走行でもシールドが振動することもなく、ビビリ音もでませんでした
KLX250には、メーターとフロントカウルの間に電源を取り付けているんですが、その周りを覆えるので雨の時も心強いですね
視界がいい
スクリーン自体も透明だし、マウントバーも思ったほど視界の邪魔にはならなかったです
マウントバーはメーターを遮らないよう、考慮して設計されているようです
後述しますが、ナビのスマホをいい位置に固定できるので、そこもまた最高
マウントバー便利
直径22.2mmのマウントバーに、RAMマウントをつけたんですが、かなりがっちり固定できて安心感があります
RAMマウントでバー上部にスマホを固定した状態
スマホを高い位置にマウントできるので、視線移動がなくかなり見やすいです
バーの上部だけでなく左右も使えるので、スマホホルダーやカメラなのど、複数のものをガッチリ固定できそう
今のところ欠点が見つからないですね、かなり満足してます
ウィンドシールドの効果も優秀だけど、それ以上にマウントバーの拡張性がすばらしいですね
オフ車をツーリング用途で使うのなら、かなりオススメだと思います
デイトナ675のステーターコイルカプラの交換
エンジンがかからなくなりステーターコイル/クランク角センサーを交換したのが前回
交換の時にステーターコイルケーブルを接続するカプラの交換もしたので、カプラ交換作業について書いておく
対象
ステーターコイルから出ているケーブルは、コイル側からの伸びている3本1組のケーブルと、クランク角センサーから伸びている2本1組のケーブルがある。
ここでは3本1組のコイルのケーブルのカプラを対象とする
準備
パーツ類
カプラ
エーモンの3極カプラを使用
カプラのオス・メス1組と端子オス・メス3組分が入っている
今回はオスのカプラと端子があればOK
接点保護グリス
カプラに塗布するグリス
Permatex(パーマテックス) 接点(保護)グリス 9g 40617 メンテナンス
- 発売日: 2015/01/27
- メディア: Automotive
このグリスは@ap_yama_tri
さんにおすすめいただいたものです
パーマテックスの接点グリスが良いと思います!
— モッチー@ daytona675・husqvarna 701SM (@ap_yama_tri) July 31, 2019
ただ、ECUなど5V系の弱電部に使うと接触不良を誘発するって情報があります
ちなみに自分の車体はしてませんが…
工具類
電工ペンチ
端子をかしめるために使用
ラジオペンチ
端子をカプラに取り付けるときに使用。なくても大丈夫かもしれない
KTC(ケーテーシー) ラジオペンチ (スリムタイプ) 175mm PSL175N
- メディア: Tools & Hardware
ニッパー
カプラ焼けして変形してしまったカプラを切断するために使用。変形していなければなくてもOK
作業
カプラの剥離
溶けて癒着してしまったカプラを剥離する
膨張した部分を削り落とし、隙間にナイフを差し込みカプラを分離
端子の取り出し
ケーブル端子もカプラに癒着してしまっているので、カプラをニッパーで切断して分離
ケーブルの皮膜もボロボロになっている
端子の取り付け
古い端子を取り外し、ケーブルに新しい端子を取り付ける
電工ペンチを使ってかしめる
ケーブルの皮膜が破れている箇所は、とりあえず手持ちの絶縁テープを巻いておいた
カプラ焼けするくらいなので、耐熱性はあったほうがよさそう
カプラに端子を差し込む
端子をカプラに差し込んで固定
上手く刺さらなかったので、端子先端をラジオペンチで引っ張り出した
カプラの接続
オスカプラのまわりに接点グリスを塗布して、カプラを接続する
ケーブルを接続したら完了
カプラが変形した程度ならまだマシなほうで、配線のショートから車両火災なんかも起こりうるので、定期的なチェックと清掃がおすすめ
問題は小さいうちに潰すのに限る
デイトナ675のクランク角センサーが壊れたので、ステーターコイル/クランク角センサーを交換した
ひさしぶりにデイトナに乗ったら、エンジンがかからなくなりました。ついに私のデイトナにも持病がやってきたようです。
幸運なことにエンジンがかからなくなった場所は自宅から近かった(約700m)ので、デイトナを押して帰宅
訓練されたデイトナ乗りなので、原因にあたりのついてる不具合では動じませんよ
早速対処しました
症状
経過
コールドスタートから数分走行。低速走行時にエンスト。以降エンジンがかからない症状が発生。
— modal_soulは『納得』を優先する (@modal_soul) 2020年6月20日
バッテリーはやや弱いものの、エンジン始動できたので、バッテリー起因ではなさそうに思われる。
セルスイッチに連動してセルは回るが、点火せず
資料映像
2009年式デイトナ675のクランク角センサー故障が原因と思われるエンジン始動不可の資料映像です
— modal_soulは『納得』を優先する (@modal_soul) 2020年6月20日
ご査収ください pic.twitter.com/QdrkrLIIF2
これらの症状と事前に集めていた情報を踏まえ、クランク角センサーの故障と判断しました
クランク角センサーの故障については、こちらを参照 modalsoul.hatenablog.jp
修理
替えのステーターコイルとガスケットは持っていたので交換作業を実施
ステーターコイルの取り外し・取り付けの作業は、ちょうど最近調べて記事に書いておいたので助かった
今回の作業で撮った写真や手順のTIPSを↑に追記済み
カプラ焼け
ステーターコイルを交換するため、コイルのケーブルを外そうとカプラを確認すると
カプラ焼けしてますね。。溶けて変形し、膨張と癒着がみられる
カプラはオスが車体側、メスがステーターコイル側です
癒着部分をナイフで切開し、カプラを分離。応急処置と割り切ってそのまま使いまわそうかと思ったけど、カプラは汎用のものが使えそうだったのでホムセンに駆け込み新しいカプラを購入し交換
古いカプラ切断し、ケーブルから古い端子を撤去。端子とカプラともに交換しました
そしてこれが新しいステーターコイル
左カウル、燃料タンク、クランクケースカバーといろいろ外して、まぁまぁの作業量でしたがなんとか完了
動作確認
ステーターコイル取り付け後、ガソリンタンクとバッテリーのみ接続し、エンジン始動
無事エンジンがかかった
その後、カウルも取り付けてテスト走行を実施。万が一走れなくなっても押して帰れるよう、自宅近所を周回
問題なさそうなのでこれで作業完了
追記: 一晩たってコールドスタートでもエンジン始動が確認できた
取り外したステーターコイルを調べて検証した訳ではないですが、症状とステーターコイルの交換で治ったことから、今回の原因は クランク角センサー故障でほぼ間違いないと思います
ただし、カプラ焼けもそこそこひどかったので、センサー自体に異常はなくカプラ部の接触不良が原因だった可能性もありそう(検証は難しそう。。)
今回は発症したのが自宅の近くで、かつ、ある程度の準備(替えパーツや作業手順についての知識)ができていたので、なんとか対処できました
これ事前に調べて準備してなかったら、完全にディーラーにレッカー案件でしたね
いやぁ危なかった
ジェネレータ(ステーターコイル/クランク角センサー)の取り外し・取り付け手順
これはなに?
トライアンフ デイトナ675 2009年式のサービスマニュアルを適当に翻訳し、オルタネーターの取り外し・取り付け手順のうちステーターコイル/クランク角センサーの交換手順を抜粋し記載したものです。 元のサービスマニュアルが英語だったので、簡易な意訳になってます。(誤解、読み違えが含まれる可能性もあるので、正確を期す場合は原本を参照してください)
⚠この作業はまだやったことがないので、作業手順は未検証です
2020/06/20 追記: 実際に作業を行い、追記を行いました
締め付けトルク
以下の作業では、6~12Nmの範囲のトルク管理が必要です。この範囲に適合したトルクレンチを用意してください。
交換パーツ
ガスケット
銅ワッシャー
シリコンシーラー
リテーナボルト
ステータボルト
クランク角センサーボルト
工具類
ソケットレンチ
ソケット
ビットソケット
プラスチックハンマー
前準備
- クランクケースカバー内部には少量のエンジンオイルが存在します。抜けても動作に問題を起こしたり、作業の支障になるほどの量ではないですが、気になる場合は作業前にエンジンオイルを抜いておいてもいいかもしれません。
作業手順
取り外し
1 ライダーシートを取り外す
2 左側カウルを取り外す
3 バッテリーを外す(黒いケーブルを先に
4 上側のボルトの頭の下にある銅ワッシャーを落とさないよう注意して、左側のエンジンカバーを固定しているボルトを緩める。前側の2本のボルトの下からソレノイドとカウルのブラケットを取り外しておく。
1. 左側エンジンカバー
2. 銅ワッシャーの位置
3. ソレノイドとカウルのブラケット
5 オルタネーターマグネットに引っ張られているカバーをクランクケースから引き抜く。
TIPS
- クランクケースカバーが固着している場合、クランクケースをプラスチックハンマーで叩き衝撃を与えることで、外れやすくなる
- クランクケースカバーが外れないからといって、隙間にマイナスドライバーを突っ込んだりすると、ガバーとケースの接触面が損傷して、密閉が保てなくなるので非推奨
- クランクケースカバーは磁力でかなり強力に引っ張られているので、引き抜くには結構な力が必要になります。摩擦の強い手袋等を使うと引き抜きやすいです
- クランクケースカバーを外したときに、カバー内側上部からアイドラギアスピンドル1とスターターアイドラギア2が外れ落ちることがあります
⚠注意
ステーターとクランク角センサーは、組み合わされた構成部品として提供されており、分離することはできません。
6 カバーからステーターとクランク角センサーを取り外す場合、カバー中央の3本のボルトとケーブル・ブラケットを固定しているボルトを外す。
7 クランク角センサーをカバーに固定している固定具を外す。
1. ステーター
2. ステーター固定具
3. クランク角センサー
4. クランク角センサー固定具
5. ケーブルブラケット
6. ケーブルブラケット固定具
8 ステーターとクランク角センサーを取り外す。
サービスマニュアルではここまでしか記載がないが、ステーターコイルを完全に取り外すには、ステーターコイルを接続しているカプラ2つを外す必要がある
以下に必要な作業を記載します
9 燃料タンクを外す
10 ステーターコイルのカプラを外す 燃料タンク下のスペースに、黒と白のカプラがあるので、2つとも外す
取り付け
1 ステーターとクランク角センサーをエンジンカバーに取り付ける。
2 ケーブルグロメットにシリコンシーラーを塗布し(工場では ThreeBond 1215 を使用)、ケーブルのスロットに合わせる。
3 ケーブルリテーナーブラケットを取り付け、新しいリテーナボルトを 6Nmで締め付ける。
4 新しいステータボルトを 12Nm で締め付ける。
5 新しいクランク角センサーボルトを 6Nm で締め付ける。
6 新しいガスケットをクランクケースのダボにセットし、 左側のエンジンカバーを装着する。
TIPS
カバー右側がスプロケットカバー隣を通るケーブルを挟み込みやすいので注意
取り付ける前に、カバーとクランクケースの接触面に貼り付き残ったガスケットを取り除く。固着している場合、スクレイパーなどあると除去しやすい。⚠ カバーとクランクケースの接触面を損傷しないように注意
クランクケースカバー内のケーブルは、リテーナーブラケットの下に収まるようにする。もしケーブルが収まりきらない場合、ケーブルグロメットの位置を調整し、クランクケース内部のケーブルの長さを調整する。
7 銅ワッシャのあるボルトが正しい位置にあることを確認し、ソレノイドとカウルのブラケットをフロントの 2 本のボルトに取り付ける。カバーボルトを 9Nmで締め付ける。
ステーターコイルのカプラを外している場合、カプラも接続
8 カウルを取り付ける
9 バッテリーを接続する(赤から先に)
10 シートを取り付ける