modal_soulの記録

バイクおじさんの日常とメンテナンス、そしてその記録

バイクおじさんの日常とメンテナンス

焚き火するならおすすめの必携道具3選

これまで10回以上のキャンプで焚き火をしてきて、どんなシチュエーションでも毎回使ってる便利道具をご紹介

ふいご/火吹き棒

焚き火に空気を送り込む道具

今使っているのは↓

推薦理由

焚き付けや途中で火が弱まったときにとにかく活躍します

見た目火が消えていても、燃えさしの薪・炭を寄せ集めて空気を送ると、結構火は復活するし、火を育ててる感があって楽しい!

焚き付けには着火剤という手もありますが、着火剤は継ぎ足しで使うと危険

だいたい数百円で買えちゃうので、とりあえず持っておいて損はないです

選ぶときのポイント

どれでもよい

強いて言うなら長さですが、ソロ〜3,4人規模の焚き火であれば、どの長さでも問題なさそう

あと、伸縮式はコンパクトで持ち運びが便利

[REDECKER/レデッカー]ファイヤーブロアー(火吹き筒)60cm

[REDECKER/レデッカー]ファイヤーブロアー(火吹き筒)60cm

革手袋

薪割りするときの手の保護、高温のスキレットや焼き網、なんなら燃えてる薪・炭を直接掴むこともできる、頼りになるやつ

今使っているのは↓

結構使い込んでる

推薦理由

焚き火をすると、とにかく手を酷使するシチュエーションが多いです

  • 薪を掴んだときにささくれが手に刺ささる
  • 薪・炭を継ぎ足すときに、火花が手に当たる
  • 熱くなったコッヘル・スキレットetc..を持つ
  • 食材を刺した串を持って火で炙る
  • 焼き網を持ち上げる
  • 焚き火台を移動する

こんなとき革手袋があると安全確実

軍手でいいやと思うかもしれませんが、以下の理由から圧倒的に革手袋がおすすめです!

防御力

軍手は編み目からささくれや突起が通ってしまうけど、革手袋は縫い目のような穴がなく優れた防御力を発揮します

ささくれのような尖ったものや、鉈やナイフの刃がちょっと当たったくれいでは切れないので安全

耐熱・断熱性能

軍手は熱を通しやすく、火にかけた焼き網やコッヘル・スキレットetc..を持つのは難しいです

それに軍手は焦げて穴が開くこともあったり

革手袋の耐熱・断熱性能はすばらしく、焼き網も燃えてる薪・炭すらもガッシリ掴むことができます

耐久性

軍手は編み込んであるゴムが伸びてしまったり、編み目がほつれてしまったりして、割とすぐに使えなくなってしまいます

革手袋は耐久性が高く、革なのである程度気は使いますがメンテナンスすることで、ながーく使えます

modalsoul.hatenablog.jp

革手袋は軍手よりも高いですが、何回も使えることを考えれば、コストパフォーマンスも悪くありません

選ぶときのポイント

サイズがあってればOK。といっても、ほとんどの革手袋はフリーサイズか、M or Lくらいなのであまり気にしなくてもよさそう

革手袋を大きく分けると、バイクのグローブと同じくロングショートがあります

選ぶ基準をあげるとすると

  • 薪割りをよくするならショート
  • 火を扱うことがメインならロング

でしょうか

ロング

ショート

スキュアー(串)

食材を刺して焼くやつですね

今はコールマンの↓をメインに使ってます

コールマン ステンレススキュアー 170-9076

コールマン ステンレススキュアー 170-9076

長さが30cmほどなので、やや長め

↓はスノーピークの焚き火台Mにセットしたところ

串の断面積は円ではなく長方形です

使用例

ひとくちブロックベーコン

ブロックベーコン

ウインナー(レモン&パセリ)

めざし

タンドリーチキン

マシュマロ

推薦理由

串に刺して焼く、シンプルですがこれができるだけで焚き火調理がグッと捗ります

  • 串に刺して網焼き
  • 串を焚き火台に渡して焼く
  • 串を地面に刺して炉端焼き
  • 串を手持ちして炙る

などなど、多様な使いみちがあり、焚き火台、グリル、直火の焚き火etc..と熱源を問わず使えて便利です

選ぶときのポイント

コールマンの串は、焚き火台にセットしたり、手持ちで使える程よい長さと、焚き火の高熱でも曲がらない丈夫さが、非常にGood!!

それと串断面が長方形なので、刺した食材が回転しないので、便利です

なので、

  • ある程度の長さ(30cm程度)
  • 断面が円形でないもの

といったポインで選ぶとよいと思います

やはりコールマンのスキュアはいい

コールマン ステンレススキュアー 170-9076

コールマン ステンレススキュアー 170-9076

↓のように串が2連になっていて食材のホールド力の高いものも良さそう


以上、3つの道具全部揃えても¥3,000もしないし、品質のバラツキも少なく安定して使えるので、とりあえず揃えておくのをオススメします

これだけで、焚き火の充実度はグッとあがりますよ

オレンジ村オートキャンプ場で冬キャンその2してきた

前回のキャンプから3週間

modalsoul.hatenablog.jp

12月に入り、寒さもぐっと増してきて、冬って感じになってきましたねー

そんな訳で、また冬キャンをしてきました

今回のキャンプ場は、前回満杯で行けなかったオレンジ村オートキャンプ場

goo.gl

オレンジ村オートキャンプ場着

チェックイン

受付の位置がわからず場内図を見ていたら、「夕方に回ってくから、適当なとこに張るといいよ」とのこと

空いてるのは第二キャンプ場とのことだったので、第二キャンプ場へ向かう

設営

第二キャンプ場の奥の方に設営

ここをキャンプ地とする!

設営が終わったら昼食&買い出しへ出かける

昼食&買い出し

なむら

当初予定してたとんかつ屋が閉まっていたので、そこから300m程度の距離にあるなむらへ変更

goo.gl

ひしこ押し寿司や餃子、いわしを使った定食・丼ものetc..があり、イワシの天ぷら定食を注文

天ぷらたっぷり盛ってあるし、イワシの身にシソを添えて揚げたやつがとても旨かった

あと、お通しのいわしの生姜煮?甘露煮?も旨かった

おどや

同じく外房黒潮ラインを西へ1.5kmほど行ったところにあるスーパーで買い出し

goo.gl

焚き火開始

マグロのカマ焼き

自宅近くの魚屋で、マグロンのカマがお安かったので、持参!

味付けは、30mlのスプレーボトルに入れてきた醤油をシュシュっと吹き付けるだけ、最高にうまい!

リースリング スプレーボトル 30mL

リースリング スプレーボトル 30mL

サンマ?

カマを焼いていたら、管理の人がやってきて料金をお支払い

バイクは1人¥1,500

それと、サンマ?をいただいた

子持ちからふとししゃも

スーパーで買ったししゃもも焼く

温度帯変更者の表示とは、、

18尾も入って¥213ってめっちゃ安い上に、やはりうまかった

モツ鍋の〆雑炊

メスティンで炊いた米をアルミ鍋のもつ煮の残りにいれて雑炊に

寒さが雑炊の旨さを加速させる!!

就寝

ひとしきり焼いて食ったら寝る

コット

今回新規投入アイテムその1

テントにインするとこんな感じ

コットの上にエアマットを敷き、そこにシュラフとインナーシュラフ

コットのレビューはまた別途

湯たんぽ

今回新規投入アイテムその2

持ち運びを考えて、PVC製のものをチョイス

お湯は8分目の1.6Lくらいを2回に分けて注ぐ

こいつのレビューもまた別途


コットと湯たんぽの効果は凄まじく、マジでぬくぬくあったか快適だったんですが、、

湯たんぽのお湯が冷めてからは寒くって、前回同様ヒートインナーグローブで暖を取りつつ寝ました

modalsoul.hatenablog.jp

特に足元の寒さが課題ですね

オレンジ村オートキャンプ場インプレ

設備が綺麗

第2キャンプ場は、入り口側にトイレ・水道・シャワー室が完備。

トイレに至っては、水洗式でウォシュレット付き、温熱便座付きで、掃除も行き届いていてGood

ゴミ置き場もありと至れり尽くせり

薪が無料

第2キャンプ場は、シャワー室の隣に材木が置いてあり、これが無料で使えました

通常の薪ではなく、廃材って感じの材木なので加工が必要ですが、乾燥していて煙も少なく良かったですね

いつもの薪割り用鉈で焚き火サイズに加工するのは骨が折れたんで、ノコギリ持参を推奨

場内の道がやや険しい

受付からサイト内へ入る辺りから、道が細くなり高低差もあって、バイクによっては立ちごけ危険な感じです

特に第2キャンプ場へは、みかん畑の中を進む見通しの悪い道を通ることになり、道を間違えるとスリリングなUターンをすることになります

静か

林間キャンプ場で、周りに大きな道路もないので、静かでGood!!

木に囲まれているので風にやられないってのもポイント高いです

林間ではあるんですが、頭上は結構開けていて星も見えます


ツーリングクラブメンバーからのオススメで来てみたんですが、実際かなりいいキャンプ場でした!

これはリピート必至

KLX250でラリーしてきた

これはバイク Advent Calendar 2018、15日目の記事です

adventar.org

少し前のネタで下書きのまま眠っていたやつなんですが、この機会に供養したいと思います


今年2月頭頃、こんなイベントを発見した

Top | doorofadventure

ラリーのイベントらしく、Twitterで見かけて気になったので早速エントリーしてみた

なかなかの人気だったらしく、150名の参加枠が早々に埋まって、最終的に180名超のエントリーになったようだ

前日

前日受付と前夜祭に参加するために、前日会場入り

会場はマザー牧場なので、これで2週連続千葉でキャンプだ

会場入り&設営

会場についたら、ひとまずテントを設営。この日の夜から翌日にかけて、雨風の強い悪天候が予想されていたので、テントをペグとガイロープでガッチリ固定

ここをキャンプ地とする!

受付&車検

設営が済んだら、受付&車検

エントリーフィーは振込済みなので、受付はコマ図とゼッケンetc..を受け取るのみ。

車検は、ブレーキランプ・ホーン・ライトLo/Hiと保安部品のチェックといった感じ。特に問題なくクリア

買出し&風呂

明日の朝食の買い出しと風呂に入りに、君津市内R127沿いへ行ってみる

ジョイフル本田 君津店はなんでも揃ってすごいぞ

翌朝の朝食と、今夜のBeer&つまみを買って、君津の湯で風呂って、会場へ戻る

夕食

夕食はジンギスカンがエントリーフィーに含まれていて、食事会場はマザー牧場内のレストラン

買出&風呂から戻って来たら、会場にすでに参加者で埋まっていて、こんな感じ

席が見つからないので、会場のスタッフさんに声をかけたら「テーブルはすでに埋まっているので、お知り合いのいらっしゃるテーブルで相席をお願いします」とのこと

知り合い1人もいないし、そもそもジンギスカンで相席ってハードル高杉ない??

あまりのぼっち具合に同情したスタッフさんがテーブルを1つだけ追加してくれた

それがこちら f:id:modal_soul:20180421014005j:plain

冴え渡るぼっち力

テントサイト

ジンギスカンで腹が膨れたら、テントサイトへ戻る

キャンプ場内の東屋ではジャズライブをやっていた

協賛ブースも少しだけ開いていて、ウェアやバッグ類を物色

ディーラー?ショップ?の団体でエントリーしたと思しきバイクが一列に並んでいて、壮観

夜になって雨風も強くなってきたので、テントに戻る

ルミエールランタンの炎でスケソウダラなんかを炙りつつBEER!!

コマ図を切り貼りして、明日の準備を整えたら、就寝

天候悪化

夜11時頃から雨風が急激に悪化

土砂降りの雨がテントのフライシートを叩き、強風でテントが揺さぶられる

あんまり雨が酷いので録画してみたw

youtu.be

真っ暗なテントで一人雨風にされされる心細さ、おわかりいただけただろうか?

当日

テントが飛ばされることもなく、なんとか朝を迎えられた

風も相当強かったらしく、この日アクアラインが通行止めになったらしい

当日入り予定でエントリーしていて、会場にたどり着けなかった人もいたようですね

この時点でも弱まったものの依然雨は降りつづいてる状況

大会はどうなるのか?

開会式

昨晩ジャズ・バンドの演奏があった東屋で開会式

結構な土砂降りだけど、予定通りスタートらしい。むしろ最高のコンディションだそうな。。

大会関係者と常連さん方はマゾっけがあるようだ。。

スタート

スタートゲートの風景

上下レインウェアを着込み、出発

途中の林道、雨で道が川になってるところも多数あり、ぐっしょぐしょのグッチャグチャになりながら進む

走り出して20分もしない間に、ガレ場で転倒したKTM 1190Adventureを2台ほど見かけて、起こすのを手伝った

そこらじゅうでバイクが転倒する阿鼻叫喚、やべーよ

スタートから25km地点

この辺から若干慣れてきて、気持ちに余裕ができたので、林道の開けた場所で写真を撮ってみる

CP1(チェックポイント1)

CP1に到着したら、走行予定の林道ががけ崩れで通れなくなったので、コース変更が入る

昨日からの雨は相当酷かったようだ。。というか他の道も大丈夫か?

転けた

写真だとわかりずらいけど、上り坂で、路面は深さのある幅の広い轍で、シフトダウンにミスったタイミングで轍を登るほうに向かってしまい、あっけなくエンスト、から、ゴロンと転けた

KLXで転けたのはこれがはじめてだ

迷走

途中の林道の中で盛大に道に迷う。コマ図にあるはずのゲートがないし、何度戻ってもコマ図の指示/距離と合わず、同じ林道をぐるぐる廻るはめに。。ダート走りっぱだから、くっそ疲れる

途方に暮れていたら、スタッフの方がやってきて「コース作ったxxさんだったら、普通こっちにいくコース作ると思わない?」という貴重なアドバイスをいただく

残念ながらそのxxさんとは面識がなかったので、それは気づかなかったなぁ。。

アドバイスに従い、ここから2~3kmほど走ったあたりで、やっぱりコマ図と合わないなぁと考え込んでいるところに同じスタッフの人が来て、さっき教えたやつ間違えてたので戻るようにと言われる。。オゥフ

昼飯

と、いろいろあったのち鴨川の国道沿いのコンビニで昼飯をとる

開会式で「開催にあたり地元自治体に協力してもらってるので、地元飲食店を積極活用〜!」って訓示があったんですが、時間無いので手早くコンビニで済ませます

それに雨と泥でブーツも服もグッチャグチャの状態で飲食店に入ったら、確実に迷惑だろうしね。。

コンビニの駐車場でおにぎりを食べてたら、おっちゃんに「なにかイベントやってんのかい?おれも昔はAT1とか乗ってたんだよ〜」と声をかけられ、しばし談笑

CP3

その後、なんやかんやあって、QP1(クイズポイント)、CP2、QP2と順調に進む

CP3についたところで、「君らリアイアなのでまっすぐ会場に戻って〜」とスタッフに指示を受け、初ラリーはリタイア終了となったのでした

会場へナビをセットしUターン

会場へ帰還

会場へ戻って、コマ図と引き換えに参加賞のTシャツとコースターを受け取る

KLXが泥で化石みたいになてたw

ブーツも酷いもんだw

テントをたたんで、バイクに荷物を積んだら、帰宅!

雑感

ビッグオフ多い

とにかくビッグオフが多かった印象

  • HONDA CRF1000L AfricaTwin
  • KTM 1190 ADVENTURE
  • BMW R1200GS

と、リッターオーバーのゴツいビッグオフがゴロゴロしていて、しかもフルパニアで林道を突っ走って、吹っ飛んでてカオスだった

もちろん250ccトレールも多かったけど、想像していたほどではないかなって印象

それに、ビッグオフは車種毎にグループでまとまって参加していて、存在感マシマシで威圧感がパネェ

コマ図難しい

慣れの問題かもしれないけど、コマ図見ながら進むのは難しい

あるはずのゲートがどう探しても見つからなかったり、オンロードとオフロードでオドメーターの伸びに差がでたり

コマ図が詰まって巻き取れなくなったり、雨に濡れてコマ図が千切れたりしたので、ちゃんとしたコマ図ホルダーがあったほうが良いですね

ラリー難しい

コース設定が、地元の林道にある程度詳しい人基準で作られている、って感じですねぇ

上級者は「この道走ってるってことは、、次の林道はあれかッ!!」ってニュータイプを発動してた感じ。レベル高い

優雅にランチをしつつ、記念撮影を交えながら、制限時間以内でゴールするには、ほぼノーミス・ノンストップペースが求められるのでは?

それと細い林道をかなりの台数が同時に行ったり来たりするので、林道の交通事情はなかなかにデンジャラス


初ラリーは勝手がわからなくて不安がありつつも、なかなか楽しむことができました

走ってる途中冷静になって「もっとコンディションの良いときに、時間制限とか他の参加者とかのプレッシャーなしに走ったほうが楽しいのでは?」とか思ったりもしたけど。。

このラリーイベントを最大限楽しむには、

  • 経験者のいるコミュニティに所属してグループ参加
  • フルパニアのビッグオフをガレ場で転がしても笑っていられるくらいの精神と懐の余裕
  • コミュ力

といったポイントを押さえておくのを強くオススメします。一般人のボッチ参加難易度はエクストリーム

帰りに海ほたるでクレーン付き?㌧トラックをトランポに、ビッグオフを積載した人達に「自走で帰るの?大変だね〜」って声をかけられたときは、圧倒的パワーの差を感じました。強い

さぁみんなもラリーしよう

わたしが考えるDaytona675の良いところ、悪いところ

これはバイク Advent Calendar 2018、15日目の記事です

adventar.org


先日、Twitterで「デイトナのよいところ・悪いところを教えて」というツイート1ツイッター上のデイトナ乗り各位が群がっているのを観測し、

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わたしもいっちょ乗っかっとくかぁ、と、こんなふうに引用リツイートした訳ですが

これだと言葉足らずな気もしたので、ちょっとブログで補足してみようかと思った訳です

前提

まずバイクをメリット/デメリットで語るのは苦手です

バイクを実用道具としてだけ見るのなら、道具としての効率の良し悪し(=メリット/デメリット)を語ることは納得できますが、実用道具よりも嗜好品だと思って接しているので、こういう考えには馴染めません

メリット/デメリットの話を聞くと、リア王の以下の一節2を思い出すのでちょっとご紹介

おお、必要なものを理屈で決めるな、卑しい乞食でさえ

貧しくともなにがしか余分なものを持っている。

もし人が必要以上のものを許されなかったら、

人は獣と変わらぬ。

良い/悪いについて

それと前提として、良い/悪いは相対的なものなので、何を基準に比較するか?によってガラッと変わるものだと思います

例えば、オフロードを走るとき軽さは正義ですが、長距離や高速で走るとき重さは安定感になります。

なので、あくまでデイトナと同じミドルSSと比べて良いところ・悪いところをあげます

個性について

それと、デイトナ乗りにデイトナの良いところを尋ねると高確率で帰ってくるであろう3気筒サウンドなどについては、言及しません

なぜならそれらは個性なので、良し悪しで語るところじゃないですよね

ぶっといVツインサウンドと甲高い4気筒サウンド、どちらが良いかは完全に好みであって比べられるものではないですよね(ちなみにわたしはどっちも好きですが

つまり個性=味!!

蛇足ですが一応言っておくと、わたしの考えるデイトナの味な部分は

  • 3気筒サウンド(ヒュンヒュンいう高音の吸気音と粒立ったサウンド
  • センターアップマフラー(シンメトリーバンザイ)

ってところでしょうか

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マジもんでカッケーなオイ!!


と、まぁ前置きはこのくらいにして、行ってみよう

良いところ

軽い

デイトナ675の最終型の重量は、乾燥重量174 Kg3、装備重量184kg。

後期型に至っては、乾燥重量162kg!

対して、他のミドルSSはというと

車種 装備重量 排気量(cm3)
Honda CBR600RR 189kg【ABSは199kg】1 599
Yamaha YZF-R6 190kg1 599
Kawasaki ZX-6R 194kg1 636
Suzuki GSX-R600 187kg1 599

最終型では、GSX-R600と比べて-3kg、ZX-6Rと比べると-10kg、装備重量で軽いことになります

軽いと運動性能の向上だけではなく、押し引きも楽でいいですよ

整備性

他のミドルSSをバラしたことはないですが、デイトナはエンジンオイル・フィルターの交換、カウル・排気系・冷却系・タンク・エアクリーナーボックスの付け外し、プラグ交換etc..といった作業はやりました

modalsoul.hatenablog.jp

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その経験から言うと、バイク整備作業未経験のデスクワーカーでも、なんやかんや(今のところ不具合もなく)作業できてるんで、デイトナの整備性は悪くないと思います

ホンダのバイクのように、カウル類の付け外しする時にパーツをスライドして爪の引っかかり取って云々とかないですし、素直なもんです

なれるとエンジンオイルの交換くらいなら、カウル外さずにできますしね

個人的には、自前で整備できるのも魅力だなと思ってます

(3気筒で細身なぶん)脚付きがよいところ

最終型デイトナは、シート高820mm、全幅が695mm(ハンドル込み)

前期/後期型はシート高825mm、全幅700mm

対して、他のミドルSSはというと

車種 シート高(mm) 全幅(mm)
Honda CBR600RR 820 685
Yamaha YZF-R6 850 695
Kawasaki ZX-6R 830 705
Suzuki GSX-R600 810 710

シート高だけ見ると、GSXが一番低い(810mm)ですが、全幅(710mm)が最長。

数字だけ見るとシート高の同じ(820mm)CBR600RRは全幅(685mm)が狭いから有利そうですが、デイトナの全幅はハンドル込みなのです

デイトナのハンドルは絞りがそこまでキツくないので全幅が695mmありますが、シートの幅はもっと狭くなっています

CBR600RRはレンタルして1度乗ったことがありますが、シート幅は4気筒なりに広かったです

SSなりにシート高は高めですが、スリムな車体で脚を真下にスッと降ろせるので、数値以上の脚付きの良さになる訳です

なので、ミドルSSの中ではトップクラスに脚付きが良いと思います


悪いところ

ディーラー数

トライアンフ正規販売店は、現在全国に26店舗あるようです www.virgintriumph.com

うち12店舗は関東にあり、北海道・東北・甲信越には各1店舗しかありません

九州・沖縄エリアは2店舗ですが、九州は福岡の1店舗のみ

海外メーカーなので、ディーラー数では国内メーカーには遠く及びませんね

ディーラーが近くにないとサポートを受けられなかったり、そもそも買えなかったりするので、なかなか痛いところです

純正パーツの手に入れやすさ

↑のディーラー数とも関係してきますが、純正パーツの入手が割と面倒です

ディーラーが近くにあって、運良くストックしている部品であれば、入手はスムーズにいきますが、

ディーラーに在庫がないとネジ1本であってもイギリス本国から取り寄せになるので、1週間はかかります

それに、国産メーカーであればディーラー以外(バイク用品店etc..)からも入手できますが、トライアンフの純正パーツを取り扱ってる店は相当少ないと思います

なので、個人輸入で買ったりもしました modalsoul.hatenablog.jp

個人輸入でも1週間くらいかかります

生産終了してること

所謂、ディスコン

www.weblio.jp

ディスコン

(1)「ディスク」と「コントロール」を掛け合わせた造語で、円盤をポイントめがけて投げる競技。

(2)「ディスコンティニュード」(discontinued)の略。製造中止などを意味する俗な言い方。

デイトナはもう生産されていないので、純正パーツも在庫のみだし、アフターマーケットパーツも新しく出てくることも期待はできないです

そういった点の安定性は、現行車種には及びませんね

デイトナデイトナに乗る人も、減ることはあれど増えることはないんだなぁ、と思うと寂しいですねぇ

サーモンの燻製を作ろう

燻製布教その2

いいサーモンのアラが手に入ったので、アラ汁に使った残りを燻製にしてみた

用意するもの

材料

サーモン

今回はアラを使ったけど、ハラスあたりを燻製にすると旨そう

味付けは今回はシンプルに塩のみ

分量は適当で

調理器具

燻製器

[asin:B000AR1KGQ:detail]

今回もダンボール製燻製器を使用

網1段ならコンパクトなこっちもよさそう [asin:B000AR1KH0:detail]

チップ

[asin:B000BS7BPI:detail]

今回もサクラのチップ

キッチンペーパー

[asin:B00Z5WB7ZA:detail]

肉よりも魚は水分量が多いので、多めに準備しましょう

手順

下準備

振り塩

皿 or バットにキッチンペーパーを敷いて、アラを並べて、塩を振る

食べ方にもよりますが、保存を目的にしないなら塩は控えめでいいと思います

乾燥

冷蔵庫に入れて乾燥させる、一晩以上は時間を置いて、具合を見つつお好みの状態になるまで放置

燻製

乾燥させたサーモンを網に載せ、燻製器にセット

使うチップの量は1/3程度

燻製完了

燻終わった直後はこんな感じ

完成

一晩寝かせて落ち着かせたものがこちら

きれいな飴色に仕上がった

軽く温めると、しっかりとした薫香と脂が溶けて、最高

簡単なんでみんなも燻製しようぜ!

ビーフジャーキー編はこちら modalsoul.hatenablog.jp

お台場海浜庭園キャンプ場で冬キャンはじめしてきた

冬キャンの季節がやってきた!

という訳で、「お台場海浜庭園キャンプ場」で、今シーズンの冬キャン開幕戦をしてきた

前日

普通にツーリングに行くつもりが、いろいろあってキャンプに変更。フットワークで勝負するスタイル!

とりあえず、気候的に暖かそうな千葉方面に行くことだけ決定

集合

いつも通り海ほたるで集合

ちょっとしたアクシデントで遅れて、到着したときには、キャンプ場は「お台場海浜庭園キャンプ場」に決まっていた

他のキャンプ場は軒並み埋まっていたらしい

もう寒いし大丈夫だろうと踏んでたんだけど、キャンプブームってやつか

お台場海浜庭園キャンプ場

到着

バイクはおひとりさま¥2,000、入り口の受付でお支払い

積載

ちなみにひさしぶりにデイトナで参戦

今回の積載はこんな感じ

高さがあって、違法増築感ありますねぇ

積載物の解説

今回積んできた荷物はこれ

右から、

固定はROK Strapsとツーリングネットのみ

設営

「ここをキャンプ地とする!」

最高のロケーションじゃないか

設営が済んだら、昼飯&買い出しへ出かける

海山レストラン ボーノ!

キャンプ場から館山市街地へ向かう途中にあった、イタリアンの店へ行ってみた

今日のパスタ?的なものを注文

店構えからお高いイタリアンを想像してたけど、これで¥1400くらいと十分リーズナブル

店員のおっちゃんも気さくで良い店でした

買い出し

イオン 館山店で晩飯の食材を購入

薪は売ってなかったので、ホームセンターへ

帰還

一人1束薪を積んでキャンプ場へ帰還

レストランでゆっくりしてしまったので、戻るのが遅くなってしまった

焚火開始

今日の献立

タンドリーチキン

網で焼いた肉にも飽きてきたので、趣向を変えてタンドリーチキンだ!

唐揚げ用のカット済み鶏もも肉を袋に入れて、タンドリーチキンの素をふりかけ揉み込む

[asin:B00930OYDC:detail]

下準備は揉み込むだけで、手も汚れないし、楽

焼きししゃも

串を通して、焚き火台へセット!

もうこれだけでうまいよね

白米

メスティンで炊いた米を分けてもらった

やっぱ米はうめぇなぁ


串焼きしたタンドリーチキンと、缶詰のバターチキンカレーをお供に白米を食う!

レモンパセリのウインナーも串焼き。毎回レモンパセリのウインナー買ってるなぁ [asin:B07546TSBK:detail]

ししゃもの串を焚火であぶってるだけでも楽しい

今夜は満月だったっぽい

整った

寒くなってきたので、今季初のハッキンカイロを投入

マシュマロってなんであんなによく燃えるんだろう。。 薪を燃やし尽くしたので就寝

就寝

寝はじめたころから、風が強くなってきて

まさかの雨キャンプに進化

寒さ対策事情

11月末、標高の低い海沿いのキャンプ場とはいえ、そこそこ寒かったです

エアマットと快適使用温度5℃、最低使用温度0℃のシェラフを使ってたんですが、夜中寒くて目が覚めました

持ってきていた小型のカイロを開封し、ヒートインナーグローブをモバイルバッテリーに繋いでON

ちょうど↓の記事の合わせ技ですね modalsoul.hatenablog.jp

modalsoul.hatenablog.jp

これがすごく良くて、めっちゃ暖かでした

とくに出力を抑えずともモバイルバッテリーも朝までもったし、これはいい使い方を発見したぞ

翌朝

風でテントを飛ばされることもなく、無事に起床

雨もパラっとふっただけだったようだ

撤収

前日よりも風が強くなっていて、撤収に手こずった

風と戦うid:sohma360 ニキ

帰りの積載

炭がなくなって、ちょっと身軽になった

風が怖いので、縦に積んでたのを横へ

まだまだ行けるな!


風が強いキャンプ場とは聞いていたけど、初日は風もなくパーフェクトなコンディションに恵まれた!

いいキャンプだった

お台場海浜庭園キャンプ場が気になる人はこちらも参考になるかも↓

assaulter.hatenablog.com

バイクのセキュリティをDIYする

これはバイク Advent Calendar 2018、1日目の記事です

adventar.org

f:id:modal_soul:20171010230948j:plain

世の中には2種類のバイクがある。自分のバイクとそれ以外だ。

ツーリングクラブの先輩の受け売りなんですが、実に的を射てますよねー

"自分のバイク”はやっぱり特別で、そんなバイク乗りにとって怖いのがバイクの盗難

自分のバイクが盗まれたら、、考えただけでもゾッとしますよねー

そんな訳で、バイクのセキュリティを強化するために車載機をDIYしてみました

イメージ

イメージはこんな感じ f:id:modal_soul:20181201181040p:plain

  • バイクの異常を検知
  • 異常を知らせる
  • スマホetc..で把握
  • 犯人をボッコボコ
  • 身体は闘争を求める
  • フロムがアーマードコアの新作を作る

完成

という訳で、このイメージを元に作ったのがこちら!

「テテーン!!」

とんでもなくダサいですが、まぁあくまでも試作機ということで。。(※ 手前のiPhoneは撮影用に使ったものです)

解説

これだけ見てもダサいってことしか伝らないと思うので解説

状態遷移

おおまかな動きはこんな感じ f:id:modal_soul:20181201192519p:plain

  • 起動 -> 通常モード
  • 通常モード -> スマホBluetoothが検出されない(オーナー不在) -> セキュリティモードへ移行
  • セキュリティモード -> 車両の異常を検知 -> エマージェンシーモードへ移行
  • エマージェンシーモード -> 位置情報をオーナーに通知
  • スマホBluetoothを検出(オーナーが戻ってきた) -> 通常モードへ移行

デモ動画

実際に動作させた動画がこちら

youtu.be

通知

↑で車両異常を検知した時の通知がこれ

下2行のぼやかしてるのが、バイクの緯度経度

エマージェンシーモード中は、一定間隔でバシバシ送られてくる

構成

スピーカー

手前にある2つの黒い四角形がスピーカーで、これでシステム音声が再生される

アンプとか噛ませてないので、音量はとても控えめ

GPS受信機

右のスピーカーの隣にある緑と白の物体が、GPS受信機

みちびき(準天頂衛星システム)に対応したもので、これでバイクの位置情報を取得する

9軸センサー

マリオのハテナブロック(地下)の上に乗っている青い物体が、9軸センサー

3軸加速度、3軸ジャイロ、3軸コンパスの情報を取得し、サイドスタンドを外す際の車両の傾きや、車両の移動を検知する

ハテナブロックはセンサーの固定に使用(特に意味はなし

コンピュータ

写真中央奥にあるのがWifiやBluetooth4.0を搭載したシングルボードコンピュータ

今のところ、こいつ単体ではネット接続できないので、デモは手持ちのAndroidWifiに繋いで動かした。後ほどLTE/3Gモジュールをつける予定

こいつがBluetoothを検索して、オーナーのスマホを検出=乗り手が近くにいる検出しない=乗り手が近くにいない、と判断して、セキュリティモードのON/OFFを切り替える

他にもBLE Beaconを送信して、バイクの位置情報を送信したりもするけど割愛

電源事情

こいつらの電力はデイトナからとった5V電源で全てまかなってる

ちゃんと運用するときはこれ専用のモバイルバッテリーもつけたいところ

今後の展望

とりあえずそれっぽく動くものはできた(制作期間1.5日くらい?)

ただこのままではどうしようもないので、

小型化

コンピュータもセンサーも剥き出しで、雨が降ったら1発アウトなので、配線を取りまとめていい感じのケースに収める

理想としては、デイトナのインフィルパネルの下に収まるのがベスト

OBD2(自己診断機能)

Bluetooth対応のOBD2スキャナーと接続して、車両情報を取得する

  • 警告灯が点灯した原因をすぐに把握
  • 走行距離と燃料計の情報を記録して、燃費計算の自動化

とかしたいですね

ただ、デイトナは'09年式でOBD2も旧型でどこまで気の利いた情報が取れるかは不明


いろいろ夢は膨らみますが、今回はこのへんで

つぎのAdventカレンダーは、id:koh-g ニキです!!

koh-g.hatenablog.jp

それでは、皆さんも良いバイクライフを